先に紹介した
タイトルに主人公(ヒロイン)の名前を入れる
物語のキーワードをタイトルにする
の合わせ技です。
タイトルに深みを持たせ、作品の印象を高めることができます。
例を上げてみれば。
●漫画
『あしたのジョー』 『はじめの一歩』 『キテレツ大百科』 『烈火の炎』 『天才バカボン』 『遊戯王』 『らんま1/2』
などです。
ボクシング漫画『あしたのジョー』では、主人公の矢吹ジョーが「明日のために打つべし、打つべし!」と言って、パンチの練習のするシーンがあり、明日のために今日を努力するというのがテーマになっています。
『遊戯王』は、主人公の遊戯がゲームでいろいろな人と対戦するという話なので、これまた主人公の名前とテーマが三文字の中に盛り込まれています。
『烈火の炎』は、主人公の烈火が、炎を使って敵と戦うバトル物のマンガなので、これまた主人公名とキーワードがセットになっています。
こういう二重の意味を持ったタイトルにすると、なにやら奥深い感じを受けるので非常に有効です。
ライトノベルの場合だと、ヒロインの名前+キーワードというパターンが散見されます。
●ライトノベル
『天川天音の否定公式』
・ヒロインの名前と「否定公式」というキーワードを入れています。
『羽月莉音の帝国』
・ヒロインが国家を建国して女王様になることを目指す物語です。
『羽矢美さんの縁結び 』
・ヒロインが縁結びに奔走する物語です。
『乃木坂春香の秘密』
・ヒロインの秘密がストーリーの鍵になっています。
主人公の名前+キーワードである場合もあります。
●ライトノベル
『本日の騎士ミロク』
『青葉くんとウチュウ・ジン』
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