良く噛む

実は良く噛んで食べることにより、脳が活性化し、ボケ防止や知能の発達をうながすことがわかっています。

事実、80歳を超えた老人の方でも、歯が丈夫で良く噛んで食べる人ほど、脳が老化せずボケにくいのです。
また、小さい頃から良く噛んで食べる子供ほど、知能が発達するという調査結果もあります。幼稚園児を対象に、良く噛んで食べる子と、あまりに噛まずに食べる子の知能を調べたところ、良く噛んで食べる子の知能の方が高かったそうです。

さらに、噛むことによって消化管ホルモンが分泌されます。これは、食べ物の消化に作用するという役割の他に、脳の海馬を刺激するという副作用があるといわれています。海馬は記憶をつかさどる部分であり、噛むことで記憶力が高められるというわけです。
料理はなるべく良く噛んで、味わって食べましょう。


◇ 次へ
◇ 戻る

◇ 目次へ
◆ トップへ