記憶保持率の法則

なにかを記憶するときは、長時間続けて行うのはやめた方が良いです。そんなことをしても、頭にまったく入りません。

記憶について研究したフランス人の学者フーコーが行った実験では『記憶に費やす時間は、覚える量の2乗に比例する』という結果がでました。
簡単に説明しますと、10のことを1時間で覚えられた場合、20のことを2時間で覚えられるかというと、そうではないということです。この場合は、4時間もかかってしまいます。

つまり、記憶に費やす時間が長くなればなるほど、頭に入る効率が悪くなってくるということです。

実際、人間の集中力の限界は1時間半前後と言われており、大学の授業時間もこの生理を考量して1時間半になっています。それ以上になってしまうと、頭がまともに働かなくなってしまうのですね。
ぶっ続けで勉強するより、こまめに休憩を取った方が、結果としてたくさんのことを記憶できます。


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