起床後の冷たい水

便秘になってしまって、本当に困っている! そんなときは、

朝、目が覚めたらコップ一杯の冷たい水や牛乳を飲むようにしてください。

起床直後の空腹時に、冷たい水、冷たい果汁、冷たい牛乳を飲むことが、便秘対策として有効であることが知られています。
起きぬけは、胃腸もまだ寝ぼけたままの状態です。ここに冷たい水を一気に入れると、胃がしゃきっと動き始め、胃・結腸反射が起こります。

食べ物が胃の中に入ってきて、胃が膨らむと、胃から大腸に信号が送られるのです。すると大腸が反射的に収縮し、便を直腸に送り出そうとします。これが胃・結腸反射です。これによって、便意が催されトイレに行きたくなるのです!

胃・結腸反射は胃が空っぽのときにもっとも起こりやすいので、起床直後に冷たい飲み物を飲むのが効果的です。水が入る刺激に、冷たい刺激も加わって二重の効果が期待できます。

特に、牛乳には下剤効果がありますので、オススメです。

牛乳で下痢をしてしまう乳糖不耐症の人はスキムミルクを使ってみましょう。乳糖不耐症の方でも、スキムミルクを使うと、下痢になることなく、効率よく牛乳の成分をとることができます。
ただし、けいれん性便秘の方には冷たい飲み物は刺激が強すぎるので、お茶かホットミルクを飲むようにしてください。


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