アロエ

アロエは紀元前の昔から、すでに薬として知られてきたハーブです。紀元前1世紀の「ギリシャ本草」には、便秘や胃もたれ、皮膚病、打撲などアロエの効用や処方が、はっきりと記されています。日本にアロエが伝えられたのは鎌倉時代から室町時代のころ。園芸店などで一般的に売られているキダチアロエがそれで、便秘や胃腸病、火傷などに用いられてきました。
アロエは「医者いらず」といわれるほど、さまざまな薬効があります

下剤としての効能もそのひとつです。


アロエをそのまま噛んだ事はありますか?アロエは、とっても苦いです。私の実家でも昔、アロエを栽培していて、ハチミツ入りアロエティーなどを作って、よく飲みました。ハチミツの甘さで中和されても、まだ苦いくらいの味でしたね。しかし、この苦みがミソです。

アロエに含まれる苦味成分であるアロインは、大腸に入ると善玉菌の働きを活発にして腸管からの水分の分泌を増やし、腸のぜん動運動を活発にするため、便秘を解消する効果があります。
アロエには大きく分けてアロエベラとキダチアロエの2種類ありますが、そのまま食べるときはアロエベラの方がむいています。

アロエを食べる時のポイントとして、ヨーグルトと一緒に食べることをオススメします。ヨーグルトに含まれる善玉菌は、胃を通過する時に胃酸のダメージを受けてしまいますが、アロエといっしょに摂ることで胃酸の影響を受けにくくなり、より多くの善玉菌が腸まで届くからです。

アロエとヨーグルトは便器解消の最強タッグです!


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