最高です!一押し。 | 880 | |
おもしろいです! | 73 | |
なかなか良いです。 | 33 | |
ふつうです。 | 10 | |
イマイチです。 | 11 | |
おもしろくないです。 | 5 | |
買うと損します。 | 40 |
いきなり入院した。
僕にとってはちょっと早い冬休みみたいなもんだ。
病院には同い年の里香って子がいた。
彼女はわがままだった。まるで王女さまのようだった。
でも、そんな里香のわがままは必然だったんだ……。
里香は時々、黙り込む。砲台山をじっと見つめていたりする。
僕がそばにいても完全無視だ。
いつの日か、僕の手は彼女に届くんだろうか?
彼女を望む場所につれていってあげられるんだろうか―?
第4回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞の橋本紡が贈る
期待の新シリーズ第1弾、ついに登場。
なんも変哲もない日常を描いた物語で、ただ死が目の前にあるというそれだけのこと。
ただそれだけの重みをこんなにも表現できるものかと感動。
普通の恋愛ものとしても面白い。
がしかし、自分としては祐一や里香、夏目先生などの生き様というか、生きることに対する姿勢などについて考えさせられる物語だと思う。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
夏目先生がお気に入り。
彼がいたからこそ、半月の物語は深くなっていると思う。生き方がかっこいい。
命の重さ。時の長さ。人の儚さ。
それらがこの作品では描かれているのではないでしょうか。
主人公は入院中にとある女の子と出会い、そうして恋していく。
ベタな話だ。そう思う方もいらっしゃるに違いありません。
でも、それがこの作品の良さのひとつであり、特徴でもあります。
そんな、ライトノベルとしては珍しい普通のお話です。
激しい戦闘とか、難しい設定とか、そんなものが一切ない、少年と少女の普通の恋の物語。
『灼眼のシャナ』などで使われるような難しい語句もなく、文も適度な長さにまとまっている上、文章のテンポがよくスラスラと読めます。
本当に“ライト”って感じですね。
内容はとても充実していますが。
なんていうか、引き込まれていきます。彼らの世界に。
次も読みたいっていう衝動が生まれるんですね。まぁ、それは人によるかもしれませんが。
文章、表現技法も良好で、小説を書いていく上での参考にもなりました。
そういった意味でもオススメの一作。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
やっぱヒロインの里香ちゃん。
気丈さと脆さのアンバランスさに打ち抜かれました(笑
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
特にないです。
……自分が読んだ中では100%に一番近い作品だと思います。
この、作品はありがとな病気の少女と少年の恋愛の話なんです。
ただ、書き方が異常にうまい。
だから元になってるお話はわりとベタなんですが、読まされてしまいます。
ゆれゆく少年と少女の思い、辛い過去を背負った少女の主治医の感情など、
とても人間臭く描かれています。
一読する価値はあると思います。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
夏目五郎でしょう。 あの人間臭さたまらん。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
みなさんレビューで欠点がないとおっしゃっておりますが。
どんな小説にも欠点はあるものでこの作品も例外ではないと思います。
まず、物語に脇役が合っていない。
このすこし寂しさを感じるないようの小説に妙に明るい脇役がでている。
すこし、シラケ気味ですね。
それから、少女と少年の展開がベタでありがちすぎる。
書き方はうまくてよいのですが、どこかの小説の焼きまわし感がいなめませんでした。
もうちょっと新しい展開を考えて欲しいという面もあります。
アニメやゲーム的な流れや作品中には表立って存在しない萌え要素により、出来上がった作品。
諸説を読むぞと読む作品ではなく、パラパラパラと雰囲気で読んでいく感じです。
あまり、現在のビッチリと文字が埋められたライトノベル小説(例えば、『断章のグリム』とか)を読んだ人には、軽すぎないとか感じてしまいます。
しかし、すごいのが……一巻を読むと自然と二巻も読みたいなぁと感じさせてしまう力です。
物語の構造や力で感じる作品では、ありません。
ハセガワケイスケさんとかと同じで雰囲気で読んでいく小説です。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
里香のツン。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
単純に小説的分類よりは、アニメ小説的な分類に入る。
普通の少年少女が笑ったり泣いたりして成長する物語はたくさんありそうでなかなかありません。
多分私が今までよんだ作品の中で1番、すぐにでもおきそうなだけどおきなさそうで、登場人物に共感できる作品だと思います。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
基本的にみんな好きですが、わたしが特にすきなのは夏目吾郎と小夜子、そして谷崎亜紀子さんです。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
8巻中、ほとんど、というか1回も欠点などを感じたことはありません。
この作品、はっきり言って僕が読んだ本の中で1っ番!!感動した本です!!
まず、心理描写! 天才ですね、文章力がずば抜けてイイ!!
橋本さんはなんでもない日常を舞台に書いているためか、電撃の作家ではダントツに文章が綺麗です。
SFやファンタジーなどのテーマに任せて書いているほかの作家さんと違って、題材が日常とゆうことで文章で勝負してきたのが出ているんでしょうか。
しかも弱い題材でこんなにも人の心の深み、失うものの悲しみを表現できるのは、はっきりいって☆天才☆以外の何者でもないですね
このシリーズはもう終わってしまいますが橋本先生の次回作に期待します!
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
この作品に出てくるみんなが美しい心を持っているのでみんな好きです。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
他のみなさんが仰っているように、1巻が弱い……とゆうことです。
しかし橋本さんの作品は3巻からピークを迎えるので全然問題は無し!!です 。
とても良い作品だと思います!
見ていて感動する場面も多く思いにもよらないようなことが起きるストーリーです。
それにこの本は尻上がりに調子をあげていくので、1巻を読んで「つまんない」とか思ったらいけません!
感想を語るのは最後まで読んでからです!
この本は日常のくだらない様子、そして日常のどうしようもない大切さを考えらさせる作品です!
見て絶対に損はない一品でありますので是非一度読本してください!!
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
里香と祐一ですね。
祐一は「彼女のために何かしてやりたい」という気持ちが強く、
その何かを行動にうつせることがすごいと思います。
里香は女王様のような態度のときが多々ありますが、
その中にも祐一に対する秘めた優しさが感じられます。
この二人は本当に色んな点で素晴らしいと思います。
三重県の病院を舞台にした恋愛ものです。
内容としては王道かと思われるかもしれません。
リバースエンドを書いた先生です。
文章が淡くはかないイメージを持たせてくれます。
読んでいるとき、思わず時間を忘れてしまいます。
全体的に悲壮感が漂う物語ですが読み終わった後の気分はどんよりしたものではなく、
むしろ気分がいいといった感じになります。
ここから先はネタばれです。↓
祐一と里香の話を中心とした恋愛物語ですが、
脇役となっているキャラクターの話を1巻まとめてだしてあったり力作といった感じです。
病院に入院している祐一が里香と出会ってそこから里香の態度に大きな変化はみられませんが、
ゆっくりと少しずつ変わっていく里香の感情や祐一の心情などが、感動を与えてくれました。
各巻で著名な作品がアクセントとなっていてすごくいいです。
「命をかけて君のものになろう」この台詞は何巻で出たか忘れましたが、
「チボー家の人々」という作品からの引用だそうです。
この台詞を読んだときに涙が出ました。
そのおかげで、ドラマCDで出た森鴎外の「高瀬舟」を最近買って読んでみたり、
この本を読んでからイロイロと考えることが多くなりました。
※以上ネタバレ終わり
ながながと書き連ねていますがどこまで書けばいいのかがわからなくなってきました。
この作品は自分にとってバイブルに匹敵するものとなっています。
それでは非常にわかりづらく要領を得ない文章を失礼しました。 以上
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
里香。
人に対して威圧的なところがあるんですが、時折みせるやさしさが非常に好きです。
「あたし、たぶん死ぬの」
なぜか笑いながら、里香は言った。
「もう、ほとんど決まってるの」
いきなり入院した祐一。その病院で会った女の子、里香との出会い。
重い心臓病にかかっている事を知り、そして次第に惹かれていく二人の話。
特殊な設定はありません。話としては、よくある病気ものの話です。
しかし、その重みのケタが違う。
心理描写の深さが違う。
描く奥深さのケタが違う。
日常をひたすら追い続ける物語。
その中にジワリジワリと含まれる、少年の無気力さと、少女の死に対する形。
死に瀕する病気を患うとは、どういう事なのか。
好きな人、そして死と向き合うとは如何なることなのか。
その中に含まれる重みを知ることができる、一作……
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
全員。
病に悩み、苦しんで、それすらも意味をなさないと打ちひしがれる、祐一と。
それに答える里香の想い。
夏目の経験した、雄一と同じ想いと辛酸と。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
読めば読むほど、味のある作品です。
欠点らしい欠点もないのですが……強いて言うなら、一巻で終わらないでさい。
三巻まで読めば、もう絶対に泣けるはずです。
私から言えることは、それだけです。
最高です! ほんと最高です! この作品には『最高』が詰まっています!
この作品の心理描写は最強です!
そんな凄い良い描写とかは、ありません。でも、心には強く強く響いてくるんですよ!
感情移入しちゃうんですよ!
この作品は感情移入しちゃうと、やばいくらいに泣ける!
裕一がほんとどうしようもない奴で、でもやる時はやる奴で、そんな裕一に励まされて。
とにかく素晴らしいのです!
熱く語ってくれってことですが、中々文字に出来ません。
なんと言うか、まあ、ある漫画の台詞に似せて言えば……
「言葉や理屈じゃ語れない。それが『半月』だ」ってことなんです!
そうなのです! 凄いのです! 立ち読みとかでもいいので、一回読んでみてください!
三巻からは、もうゴッツイええです!
読むべきなのです!!
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
みーんな! 選べ? 選べるわけ無いじゃないですか!!
……ヒロインの里香がお気に入りです。ツンデレです。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
欠点だと!?
そうだなぁ……一巻が少し弱い所かなぁ……ま、ほかの巻に比べて、ですけどね。
・ライトノベルとして出版されているが、内容としては下手な一般文芸より良い。
ライトノベルは子供のものというイメージを持っていましたが、印象が変わりました。
ライトノベルでは珍しいのでしょうが、こういう本なら読みたいですね。
2016/10/05
・一度、読んでみてください。
おそらくそこからなにか読み取れるはずです。
2013/05/20
・戎崎裕一が好き。 読んだ当時が同い年くらいで、誰かの為に何かを出来るという事が単純にすごいと思った。
2012/10/25
・キャラが人間らしいところと、テーマ性が高い点が良い。
2012/04/28
・何もない日常がすっごい輝いて見えたのに感動した。その辺のライトノベルみたいに、大冒険も魔法もSFもないのにどきどきとか感動が止まなかった。
2012/04/28
・夏目小夜子は正直、自分の理想の彼女です。
この本を読む前から、なんとなく自分の理想の彼女はこんな感じかなって漠然と思っていたイメージがあって、それにガチッとあてはまった感じですね。
・とにかく感動した。特に自分は、青春ものに弱いので自分でも驚くくらい泣きましたね。
個人的には夏目の話が感動的で好きです。
あと、物語が急展開する所も好きですね。
ネットで評判が高いことを知り読んでみたのですが、1・2巻を読み終えたときには普通のライトノベルかなって思っていましたが、それ以降があまりにも急展開かつ、濃い内容で一気に読んでしまいました。
今でも、僕たちの両手は・・・、のくだりで泣きそうになります。
あ~、なんか感想書いてたらもう一回読みたくなってきた(笑)
・夏目吾郎は、カッコ良さとカッコ悪さが同居している。
・読後感が抜群に良かった。
・とにかく感動した。
初めの1、2巻は、まさにライトノベルって感じがしたが、評判通りそれ以降の展開は秀逸だった。
もはやライトノベルの域を超えていると思った。
特に、命の尊さ、儚さをテーマとする非常に重い内容は、今の私自身に大きな影響を与えた確信がある。
この作品を読んで心から良かったと思えるし、落ち込んだ時、迷った時、あきらめそうになった時、この本を読んで、裕一や夏目の行動や覚悟に勇気と希望をもらいたいと思う。
本気で感情移入し、本気で泣いた、そんな作品に久しぶりに出会った気がする。
この小説は、自分が少ないながらも読んできた作品の中で一番感動し、いい影響を与えてくれた作品だと思います。あと、この作品は、高校生や大学生の男子に是非読んでもらいたい。
この多感な時期に読むことで、絶対人生に大きな影響を与えます。
・えざきゆういちが好き。
とにかく一生懸命なところ。自分にはどこか本気になることはカッコ悪いと思っているところがあるし、実際にそうだ。しかし、裕一はそう思ってながらも、里香のためなら何だって本気でする、そんな姿に本当にあこがれた。
それに、いちいち里香の反応に葛藤し、一喜一憂する姿は、恥ずかしながら自分と重なる部分があって、本当に裕一に感情移入してしまった。
自分も十代のころ、なにも見えていなかった。
見えてるようで何も見えていない、その夏目の言葉に本当に共感できた。
でも、今思えば、何かのために本当に一生懸命になることを忘れている自分自信に気が付いた。
周りのことを考えずに一心不乱に行動することの大切さを、裕一から改めて思い出させてもらった気がする。
そんな裕一に心から感謝している。
・秋庭里香の命にかかわる病気を持っているのに、強く生きている姿が魅力的だった。
・同世代の主人公の心情がとても細かく書かれていて感動した。
ライトノベルと言えば”剣と魔法”だけどこの小説はそういう要素がない。
それなのに、今までで一番印象に残った作品。
・ラノベとして異色の「日常」をテーマとして描かれている作品で、暖かく、つい応援したくなる小説。
橋本紡氏の文章は決して難解な語彙が含まれているわけではなく稚拙な文章である箇所も多い。
しかし、その文章であるからこそ、高校生の不器用で純粋な心境を巧みに表している。
・日常のほのぼのとした表現を自分は好きで、この作品にはそのほのぼのとした描写が多めで、締めるところはしっかり締めている。この先生の文章にある独特な雰囲気もツボだった。
・キャラが個性的だったし、キャラ同士の関係性がリアルでよかった。
・いつかは消えてしまう大切な人か、自分の夢か、
どちらを取るかと思い悩む主人公の心理描写がとても綺麗でした。
・心が洗われるような、優しい気持ちに読んだ後なれます。
面白いというか、素晴らしい。こちらのほうがしっくりと来る作品ですかね。
本題からずれましたね。
心臓病のヒロイン。
普通の少年。
私の予想は、ヒロインの死による別れでした。
ですが、彼女は……。
とても作品が温かくて。
だからこの作品に惚れました。
・ただの日常に対する描写がただの描写にとどまらずに、何かを考えさせるような背景が垣間見える。
・雰囲気が良かった。
・面白くはなかったですけど、感動しました。
・とても重い感じだと思っていたが、ラノベの特徴である軽さがあり、
それでいて伝えるべき事は伝えている所に感動した。またぶれない作者の思想に共感した。
・少年と少女のごく普通な話なのにとても引き込まれた。