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タイトル:探偵を主人公にするか、探偵助手を主人公にするかの返信 投稿者: サイド

男主人公の探偵をメインにするのがいいと思います。

前作を読ませていただき、何度か感想を書いた身としての意見ですが、前作の作風、今回の設定を並べて考えると大野さんの長所は、「綿密な世界観と設定、伏線」にあると思います。

そして、その長所を活かすなら、世界の謎、社会の闇などを積極的に解決していく「探偵」をメインの視点に据え、バンバン伏線回収しながら、真相へ迫るスタイルが一番で、ブレないと思うからです。

嘘を吐けないという設定なども面白く、いろいろ広げられると感じられるんですが、個人的にひっかかる点があります。
それは、AとBがその設定を活かして、どのように成長していくかの過程が抜けていることです。

主人公像のご相談をされている段階ですから、ストーリーや核心に触れることを今気にするなんて、と感じられるかもしれません。
ですが、「以下。なんとなく考えている世界設定・キャラ設定」から書かれていることの九割は世界観・設定で、キャラクターの感情については最後に一割ほど「或いは手助けをしていくことで、精神的に成長していく」としか書かれていません。

この、九割は世界観・設定の説明、残り一割でオチという構図って、前作「ゴーレム乗りは~」とほぼ同じなんです。
このスレの中で解答されている方達がおっしゃっている通り、「嘘が吐けない」という設定(その他も含め)は魅力的で、応用が利くと僕も思います。
でもなんか、提示された設定を何度も読めば読むほど不安になり、その感情には覚えがある。
なんだっただろうと思い返したら、「ゴーレム乗りは~」の中で出て来た、「存在X」の説明を読んだ時のものだったんです。
「おお、それはすごい。壮大だし、色んなことができそう。……でも、それってラストシーンを想定した上で必要な設定?」って不安です。
で、「ゴーレム乗りは~」の方でそれは回収されなかった。(続編ありきの作品ではありましたが
キツイ物言いで申し訳ないんですが、その時の嫌な予感が出て来たんですね。

また、何人かの方が、「読者は理屈じゃなくて、面白いストーリー(キャラクター同士の感情のぶつかり合いと人間関係の変化)が読みたいと思っているから、そこを修正して欲しい」という旨の書き込みをされていたと思いますが、次回作において、そこについてどう考えていらっしゃいますか?

前作に感想を書き、大野さんがされている他の方とのやり取りを読み、そして今回のスレの内容を見る限りだと、世界観・設定を変えた「ゴーレム乗りは~」の焼き増しになる危険性があると感じ、失礼を承知で書き込みをさせていただきました。

大野さん的に「今、それを聞かれても困るし、それを聞いてもいない」という部分に不安を覚えてしまっているのは承知ですが、これが一読者としての正直な意見です。

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