手塚満様
ありがとうございます。
>お示しのあらすじが惹句・宣伝的ではなく、全体を提示してみて面白い作品になりそうか、というご質問でしたら、1~4以前だと申し上げておきます。(略)そのあらすじで既に面白さが内包されているかどうかは、全く判断できません。
1 ぜひ読んでみたい
2 暇だったら読むかも
3 読んであげても良い
4 まったく興味が持てない
「5 そもそも意味がわからない(具体的にどういうストーリーなのか想像できない)」⇦
ということでしょうか? 間違ってたらすみません。
質問させていただいた趣旨としては、
・あらすじが惹句・宣伝的か
・そのあらすじで既に面白さが内包されているかどうか
両方のつもりでした。
「あらすじで読みたくなるか」に「なんとなく話の流れが見えて、興味が湧くか」も含まれていると、個人的には認識していたからです。
ただ、手塚様のコメント、とくに
> その際、全体をもっと浮かび上がらせるのではなく、ポイントをたった1つ際立たせると有利かなと思います。
この部分を読んで、仮に全体の流れをイメージできなかったとしても、
「ずばり興味を引く何か」を押さえることで、あらすじだけで「読んでみよう」と思わせることは可能なのだと、
認識を改めた次第です。
いずれにせよ、やはり根本的に見直す必要がありそうだと、改めて思いました。
せっかく細かく考えていただいたので、背景設定を一応説明させていただきます。
> 朝の来ない町。
おっしゃる通り、文字どおり朝日の昇らない町です。ずっと夜です。
> 生者と亡霊が静かに暮らす場所。
これはもう、何も伝えられていなかったと思います。
朝が来ないのと関連して、「死んだ人間がこの世に留まっていられる」特殊な空間というイメージです。
亡霊はただ死んでいるというだけで悪いものでも何でもないので、人間たちと一緒に暮らしています。
ときどき、当人たちですら生者と亡霊の区別を忘れるぐらいに、平和的に共存しています。少なくとも、表面上は。
> 悪霊退治に奔走する娘リンナは、
悪霊は、特殊な条件下で亡霊が自我を失ったもので、生者を襲います。
悪霊に食われた生者は亡霊になることもできず、存在ごと消滅します。
そんな危険を犯してまで生者たちが「朝の来ない町」にとどまり続けているのは、
死んでしまった人たちと会話を交わし、共に暮らすことができる唯一の場所だからです。
> 少女時代のトラウマの元凶である強大な悪霊と対峙する
ここの部分はNo.8で書いたとおりです。たぶん、根底から変更すると思います。
改めて、お時間を割いていただき、感謝いたします。
ぜひ作品に生かさせていただきます。