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タイトル:あらすじを聞いてどう感じたか、率直な意見を聞かせて欲しいです。の返信の返信の返信 投稿者: 手塚満

丁寧で詳しいご返信を頂きまして恐縮です。追加の選択肢について補足してみます。

> 5 そもそも意味がわからない(具体的にどういうストーリーなのか想像できない)

これではありません。先に申した中では「そのあらすじをどうプロット化、詳細化して面白くするか、という話は可能」がポイントとなります。意味は分かるけれど、可能性が無限大なので(具体的には)分からないということです。いかようにも想像できてしまいます。

例えば、あらすじが「高校に入学した少女が、軽音部設立に巻き込まれ、バンド組んで練習したり遊んだりして、学園祭で講堂でバンド演奏を披露する」だとします。平凡な話の印象ですよね。それのどこが面白いんだ、くらいの。

しかし、それが「けいおん!」アニメ1期だと分かると、「あれは面白かったね!」となるし、あらすじについても「そうそう、そういう話だ」となり、各話の印象とか話したくなるわけです。
(上記あらすじは意図的に平平凡凡に寄せてますが、「けいおん!」アニメ1期を知らない人に紹介し、観てもらうと、だいたい上記の感じになる。)

考えてみれば当たり前かもしれません。あらすじは本編の要約でもありますから、含まれる情報量は「あらすじ≪本編」となります。あらすじから本編を再現することは不可能、つまりつまり本編そのものを語ることはできないわけですね。あらすじでは本編の面白さも再現できない。

しかし、魅力的と思えるあらすじがあるのは事実でしょう。本編があらすじで期待通りに面白いことは多々ある。その反面、がっかりすることも少なくない。あらすじの情報量は本編よりはるかに少ないわけですから、あらすじだけを読んだ人からすると、本編は想像上のものになっています。いろんな想像が可能なはずです。

言い換えれば、あらすじは本編としてあり得る、可能性の塊みたいなものになっているわけです。もし、あらすじが本編を作る前の構想を表現しているとすると、どう膨らませるかも可能性の塊です。いろんなやり方があり得る。

ですので、どう面白くするかという話は可能なわけです。しかし、面白いと保証することはできない。面白くならないとも保証できない。

しかし先に「映画のCM」と申し上げたように、一点豪華主義で見せ場をチラッと見せてくれるようなあらすじだと、その見せ場だけははっきりします。その前後は想像するしかなく、可能性の塊ですが、見栄えのするシーンがあることだけは確かになる。そうなると、観てみたく(読んでみたく)なります。「どうしてそんなことが起こったの?」みたいな疑問が起こり、興味に高められるからです。

ですので、あらすじがこれから作る作品構想を語るものなら、それをどう面白く仕上げていくかの話になりますし、あらすじが宣伝、惹句的なものなら、見せ場を強調するような紹介にしたほうがよさそう、というのが先の回答です。
(公募で書くあらすじだと、また違ったりしますが割愛。)

しかし、作品構想はもっと詳細化してお出でだったようですね。他の回答者さんへのご返信があってから回答を書けばよかったんですが、気が付かず失礼いたしました。そのプロットからどう面白くするか考えればよさそうです。

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