1・2・3のどれもありだと思います。違和感はありません。
1 誰かを助けることは多くの場合、誰かを助けない、または誰かを傷つけることにもつながります。そこで選択する勇気がなく、躊躇して結果的に両方を犠牲にすることが本当の優しさでしょうか?
2 自然を大切にすること=人間嫌いですか? 自然を荒らす者を憎むこと=人間を憎むことですか?
その理屈、どこかおかしくないでしょうか?
愛を大切にし、同時に自然を荒らす行為を憎んだとしても、なんら矛盾はないと思います。
3 愛と憎しみは表裏一体です。
愛する者を苦しめる存在。そういう存在を憎むことは、むしろ自然です。強く愛するということは、強い感情をもっているということ。だから強く愛する者は、強く憎む者なのではないでしょうか?
愛は大切だと信じるならすべてを愛さなければならないという「博愛主義」。そんなのは私には偽善としか思えません。
愛は温かく豊かな感情ですが、感情は論理に束縛されません。愛は本来身勝手なものであって、倫理とは無縁のものです。