返信ありがとうございます。
むむ、見事に作者の術中にハマっていたということですかね。お見事です。
でも、それだけだとちょっと詳しいので、反論をば。
・魔術師への嫌悪感についてですが、正直なところ冒頭の電話のシーンでは感じられませんでした。「魔術師」という単語は一度しか出てきませんし、そこに過剰反応した様子もなかったので。悪友が持ってくる面倒な依頼に対するうんざり感と、「オカルトに関する探偵業をしてるけど、なんらかの理由があって積極的にそれを売り出していない」というふうにしか捉えていませんでした。
・『良い紅茶を買ってきておいて緑茶を出すセンス=魔術師を嫌っている』とありますが、瓜坂は『良い茶葉買ってきて』としか言っていないので、そのあと日本茶(しかも『ちょっと良い緑茶』)出したら、誰でも玉露かなんかを買いに行かせたと思うんじゃないでしょうか。作者の中では当たり前の事項が、読者には正しく伝わっていないような気がしました。
うーん、なんか書いてて自分の読解力不足なだけなのかな、という気もしましたが、一読者の意見として、一応お納めします。
自分自身で気をつけていることですが、頭の中のことを説明するのって、多分自分が思う以上に言葉を選んで費やす必要があると思うんです。何もかも説明する必要はないし、「くどい」と思われないかどうかの境目は難しいところなんですけど。でも、伝えたいことが伝わらないのはもったいないなぁと。『マドモアゼル』みたいに。
執筆頑張ってください。