まず。
私もハンバーグ問題にそんなにこだわる必要はないとは思います。ただ、分かりやすい例なので、たびたび言及しているだけです。
主人公が現れる以前のその世界にハンバーグ(ハンバーグ類似食品)がなかったとしても、別に不思議ではない。それも同意します。
しかし、一方で何人かの方が素朴な疑問として「そのくらいの文化程度の世界に、ハンバーグという名称ではなくても、ハンバーグ類似の食品ぐらいはある方が自然じゃないのかな?」と思われたというのは、作者さんにとって貴重な情報なんじゃないかと思うんですよ。執筆して公開したときの読者の中にもそう思う人が居るかもしれないということですから。
そこをスレ主様は史実を引き合いに出すなどして、「なぜ、それが問題になるのか分からない」と却下しています。
却下するのは回答者に失礼だと言いたいわけではありません。
せっかくの意見を参考にして検討することを放棄しているように見えるので、それは勿体ないんじゃないかと申し上げているつもりです。
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というわけで本質ではありませんが、素朴な疑問についても一応。
生の挽肉を食べるというのは衛生上問題がありますから、ある程度の文化程度をもった世界なら「火を通す」という発想が出てくるのは自然ではないでしょうか?
現実の18世紀以前のヨーロッパにそういうものが無かったという事実が仮にあるとしても、本当にそうなのかどうか検証するのは小説の域を超えて、学術書レベルの取り組みが必要になります。