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タイトル:バランスの良い「なろう系」の主人公にしたい。の返信の返信 投稿者: ドラコン

 >迷える狼さん
 
 ご返信ありがとうございます。ドラコンです。

 >ネットコミックには、「どこからでもネットショッピングを利用出来る能力で、異世界へ現実の物を持ち込んで無双する」という漫画も存在します。

 既にお気づきかとは存じますが、これには問題があります。「ネットショップがタダで商品をくれるわけがない」です。

 異世界で稼いで、現実世界でネットショッピングをするとなると、異世界通貨を、どうやって現実通貨(日本円)に両替するのでしょうか。ここで、読者を納得させられるかが、大きなカギになりますね。

 現実世界から、異世界にお金を持っていくのであれば、コショウなど香辛料や、塩・砂糖を買って、異世界側で売り払うのが手っ取り早いですね。

 ペットボトルのお茶一本買うのにも、現金は流通せず、指紋認証・顔認証の電子マネー決済しか通じない世界が舞台のことは、少ないでしょう。

 塩の専売制を敷いたところは多いですし、砂糖も江戸時代中期までは貴重な舶来品でした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%A1%A9%E6%94%BF%E5%8F%B2
9https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E7%B3%96

 異世界側から現実世界にお金を持ち込む場合はどうでしょうか。大国の領主になって、大量の金貨を手に入れても、現実世界の国際的品位保証の刻印なき金貨を、貴金属店が引き取ってくれるのでしょうか。ネットショップを開いて、異世界製の工芸品や民芸品を販売しますか。

『レベル99冒険者たちによるはじめての領地経営』(モンスター文庫、藤崎)の最終巻である6巻では、異世界側のモンスターが現実世界に影響を及ぼすため、主人公とその仲間が現実世界に移転することとなります。また、現実世界側にも、魔法や超常現象を研究している「賢哲会議」なる組織が存在します。

 主人公たちは、この「賢哲会議」と協力して、モンスターを退け、異世界側に帰還します。ただ、現実世界とはある程度行き来が可能になります。

 そこで、主人公は、魔法薬、魔導書、ドラゴンの皮などを「賢哲会議」に買ってもらい、個人的な買い物の資金にすることを検討します。ただ、「動植物を移入させるつもりはない。それは、自動車などの文明の利器も同じだ」「時計の針を無理矢理進めても歪みが生じるだけ」とのことです。

 特に、村レベルであっても「領主」なら、領民に対する責任も生じます。

『現実主義勇者の王国再建記』7巻では、主人公の国では飲酒の法的な年齢制限はなく(一応習慣で、15、6歳以上で飲酒可能)、法的な年齢制限の検討もしました。ですが、「その土地の文化」ということで、健康志向が高まって、国民から年齢制限を求められるまでは「保留」ということになっています。

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