少女が死に戻る時点を「時点A」、死ぬ時点を「時点B」とします。少女は死の回避に成功するまで時点Aと時点Bを行ったり来たりすることになりますね。
ただ、その時間は少女にとって「体験」ではありますが、少女以外のキャラの主観的時間軸では、最後の1回をのぞきA―B時間は抹消されてしまう(無かったことになる)。
そういう構造になると思いますが、合っていますか?
そうだとすると、繰り返されたA-B時間は、結局、少女の記憶の中にしかないことになります。よってそれは、少女の脳内に「記憶」として記録された「未来予知」と同義です。
なので、主人公の主観から見る少女の軌跡は、まさに、
>『自分の死と、近い内に起こる事故・事件を予知するけど、間一髪で死なない少女』
となります。
ですから、ストーリーライン的には、それでよいのではないでしょうか?
ただし、少女の能力は結果的に未来予知と同義ですが、原理が違うので、言動にも微妙な違いが生じると考えられます。
なので、主人公の理解の変化は、
1)少女をめぐる不思議な現象に驚く。
2)少女には予知能力があるのだと考える。
3)現象をつぶさに観察したり、少女の話を聞くうちに、彼女の真の能力を理解するに至る。
こうなるのだろうと思います。
* * *
という返信を書こうと考えながら、先にワルプルギスさんの回答を拝見して驚きました。
なるほど~!
主人公にも時点A―Bを体験させ、Aに戻ったところで主人公の脳内からA―Bの記憶が欠落しているように書けばいいのか!
ちょっと、目から鱗。そういう手もありましたね。
ま、たぶんこの2案のどちらかにはなると思います。