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タイトル:『死に戻り』を外から観測する方法。の返信の返信 投稿者: 大野知人

 手塚さん、細かく分けたご意見、ありがとうございます。

①『時間移動をして良い世界観』これは実は、作ってはいます。描写するかは未定なのですが、『あらゆる神秘・怪異・その他魔法などは伝承の影響を受ける』という設定と、『あらゆる神秘・怪異・魔法などを人間が伝承に残した』という設定が並列するように成り立つ世界観を想定していて、具体例で言うと『700年代初頭に書かれた古事記が、ある種の魔法として古代日本に干渉、神々が「居た」ことになった』みたいな感じの事を考えてます。
 俺の作ってる作品世界は、『人間の信仰や感情が魔力を生み出し、それがあらゆる神秘・怪異にエネルギーと影響を与える』感じなので、死に戻り少女に対する『歴史の強制力』という形で『少女のあらゆる行動に対して、バタフライエフェクトが起きづらくなる』という設定を考えてます。

②何らかの奇跡、ですか。むしろ、マイナス金利ならぬ『マイナス奇跡』として『死に戻る時間の振れ幅が広がって、死に戻りの状況を調べる難易度が上がる』みたいな厄モノ案件も良いかもですね。

③ああ、うん。『探偵か少女のどちらかしか助からない』状況に追い込むのは良いですね。ちなみに、さっき書いた『バタフライエフェクトが起きにくくなる補正』の都合で、『少女が生き残る場合、他に死人が出ることはない』というのも考えています。見知った人間が死ぬ恐怖だけじゃなく、ロジック面に落とし込んで『少女の狂気』みたいなのを描けるようになりたい。

④何周目から描くか、についてはいくつか案があるんですが。『探偵が少女と出会うまで』は一周目。そこで探偵の視界が一瞬ブレ、三周目くらいの『探偵と少女が事件に巻き込まれるフェイズ』に突入。その後、七週目くらいの『探偵が死ぬシーン』を描いた後、十二周目あたりで『解決シーン』かな。
 一見、ひとつながりのストーリーに見せて、実は違っていることを描く。それから、『主人公の回想シーン』と称して『探偵と少女が出会うシーン』を回想させ、でも読者の記憶とはなんか違う、みたいなのも良いかもですね。

⑤今回の探偵は詐欺師ですから、『他人の演技』に対して物凄く敏感です。『少女が既知の情報について口を滑らせてしまう』事より、『何か知ってそうなのに、演技で誤魔化している』事に気付かせる方が面白いかもですね。

⑥ああ、うん。どういっていいかわかんないけど、分かる。『主人公が判ってること』と『読者が判ってること』を分けるのは大事ですよね。

⑦描かれるループ数の選択は、本当に重要ですね……。どうやって見るかな。

 細かく分割された意見、すごく参考になりました。
 ありがとうございます。

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