どちらかと言うと【単純な物語しか読みたくない読者】と【単純な物語を読みたくない読者】がザックリ分かれている感じかな?
===================
たとえば、14時間勤務でうまく進まない業務14連勤目の合間休憩とかには【単純な物語】を読む方がリラックスします。
何もかもがスカッと上手くいく。現実ではそうじゃないからこそ、小説くらいスカッとを求めたい。みたいな
物語の主人公と同一化して、自己承認欲求や虚栄心を満たしたいって人もいれば、サンドバックにしていい作中モブ悪役相手に攻撃性を向けることで、攻撃性の昇華?みたいな面を求めたりね。
最近ザマァだのもう遅いだのが流行っている感じですが、根本には【攻撃性を誰かに向けたい】衝動を小説内で処理して、日常では人に優しく生きようとしている・・・・・という面もあると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただ、そういう作品を陳腐に感じてしまう人とか、飽きてしまっている人も多々いるので、そういう人には複雑な方が受ける
複雑な方を好む人は基本的に【余裕がある人】が多いです。
複雑な心理を読み解くだけの思考回路の余裕、時間的な余裕、金銭的余裕や睡眠時間的な余裕。
・・・・あるいみコロナでロックダウン中だから、こういう余裕を持ってしまった人は増えているから狙い目かも。
=======================
>>今後の展開で協力関係や、友情を育むとかはマズいのでしょうか?
あー・・・・・・今、コロナのせいで【人々の繋がり】が物理的に切断されている最中なので、そういう形で【悪化していた転生者との人間関係を再構築していける】という展開は、『コロナ後の人々の繋がりの再構築』を意識させ、気持ちよく読めるのではないかな?
・・・・・とか推察します。