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タイトル:お話を考えるのが面倒で仕方がない時はどうすればよいかの返信 投稿者: サタン

>某少年漫画家さんのように脳内で複数の作品を考えて雑誌で連載させるといったことができるようになりたい
単純に量をこなさないと無理。
複雑な計算を暗算で回答したいんです、って言ってるのに計算方法を延々と調べて、実際には一つも計算してない。それでいざ計算しますっつったって慣れてないから頭の中でこんがらってまともに計算できず諦めちゃってる。
方法論は確かに効率的な方法が書かれているだろうけど、それは「やることをやってる人」に向けたもので、何もしてない人が読んだってトリビアが増えるだけ。
まずはやることをやる、つまり書く。それが第一歩。
書くうえでわからないこと、上手く行かないことを一つずつ解決していって、地道にやって、それでようやく一つの作品をまともに書けるようになる。

>9割方途中で「これ本当に面白くなるのか?」となったり
ひどい思い違いをされてますが、「面白くなるのか?」じゃなくて、あなたが面白くするんですよ。
良い題材が思いつけば自然と面白くなる。んなワケない。
題材の中から面白いところを見つけて、面白くなるように考え抜いて、面白くするんです。
極端に言えば、「学校に行って女の子に告白して振られた」、これを面白くしてください。
そういう話なんです。そういうことをしなければならないんです。ダルくなるとかナメてんのか。

>4.その画に至るように空所や伏線, 緩急等を配置していく
「その画」が面白くなるような流れを作る、を優先したほうが良いと思う。
主人公とライバルの遭遇戦みたいのをイメージしたとしたら、じゃあどんなタイミングでライバルが現れたら面白いか、そのためにどういう流れがあると良いか、そうやって大筋を作っていく。

私見を出ない無責任な発言だけども、短編か掌編をまずは10本くらいつくって見たら良い。
「面白くなるのか?」とか、面白さを気にして書き始めるタイプは、潜在的に「終わらせられるかどうか」にビビってるとこがあると思う。
まあ自分も人のこと言えないけども。
というのも、別に小説に「面白い」必要はないんだよね。書きたいこと書いてるだけなんだから、作品を読んで面白いって感じるのは読者で、作者じゃないんだよ。
こういう面白さを気にして方法論を溜め込むタイプは「面白い」のために余計なことをしがちなんだけど、そうすると頭がこんがらがって完成の予想図が見えてこないんだよね。
だから、まずは「完成させる」ことに慣れたほうが良い。
これは言い換えると「物語のまとめかたを学ぶ」ってことだから、まあ、ぶっちゃけコレさえマスターできればテーマ思いついただけである程度の物語は作れるようになる。

別に完璧にマスターするまでもないと思うけど、ある程度どうすればよいか考え方が育てば、そこではじめて「読者から見て『面白い』はどういうことか」を作品に意識的に取り入れられると思う。
初心者がよくやる落とし穴だけど、最初から完璧で完全な理想を作ろうとしがち。
たぶん、原稿にいきなり「印刷に耐えられるレベルの文章」を書こうとしてるでしょ。

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