うん。取り合えず問題の立て方が間違ってるね。
取り合えずデビューしたいとのことだけど、質問者さんは『なろうで書籍化を目指し、かつ異世界ものを書く』ことを前提に考えてしまっている。
気に食わないなら他の手段を模索すればいいだけです。正直、些か思考硬直しているように思います。
取り合えずデビューしたいなら、方法は大きく三つある。
A-①なろうやカクヨムなどのネット小説サイトで人気作になり、書籍化
A-② どこぞの文庫賞に応募して賞を受賞し、本を出す
A-③自費出版、あるいは出版社そのものを創業
③は現実的じゃないにしても、別になろう以外のネット小説サイト(たいあっぷや、ノベルプラスもあるよ)を使ってもいいし、②の文庫賞だって別に無理な話ではない。
でその上で、さらに『なぜわざわざ異世界ものをやるのか』って話です。
ここ十年近くネタにされ尽くしているので、ぶっちゃけそろそろ下火になるんじゃないかな、と思うし。
実際、カクヨムだと『成人同士のラブコメ』みたいなのとかが流行ってるし、なろうでも『現実世界を舞台にした魔法/超能力モノ』も増えてきたように感じる。
次の波がどこに来るかはわからんが、散々やりた押されたネタを今更やる意味も分からん。
作品を書くのに三か月かかったとして、人気が出るまで更にニか月。そっから書籍化まで(スカウト、企画、印刷、発売)半年かかるとします。
もし書籍化するとしても、ざっと一年近く掛かる訳ですが。その時まで『やり直し系異世界転生モノ』が人気である保証はどこに有りますか?
で、問題を否定しておいてアレですが。一応書くとすれば、『別に良いんじゃない?』って所です。小説に求めるものは人それぞれでしょう。
俺は複雑に入り組んだファンタジー物が好きですが、転生チートの無双系が好きな人も、学園ラブコメが読みたい人も、この世界にはいます。
というか購買層調査を聞きたいなら、アマゾン書籍のランキングでも見ろって話なわけで。
憧れるの? と聞かれれば、『憧れるんじゃないですかねぇ?』としか言えません。まあ、リアルが上手くいってないときに、『物語の中で軽々と成功を収める主人公』に自分を重ねて悦に入りたいのはわからんでもない、程度でしょうか。
参考になれば幸いです。