そうは思わない。
まず、流行り廃りなんてものが実在する以上、根本的に『古今東西あらゆる娯楽作品にて確実に人気の出る』要素なんて物自体が、カルト宗教の売っている壺と同レベルで当てにならない。
その上、3Bが流行ったのはせいぜいウォルト・ディズニーが生きていたころか、あるいは宮崎駿の髪が黒かった頃までだと思うし、21世紀に入ってからわざわざ三つともすべて入れたような作品が流行った例は――数件しか思い当たらない。
その上で、3Bにおける『Baby』というのは生誕と幼子を指す物であって、あくまで神秘性の亜種である。それと現代日本におけるショタを同一視するのは余りにもおこがましい。
さて、然るに。
もしどうしても3Bすべてを満たしたいというなら、インド神話のカーマかパールバティでも連れてこればいいのではないかね?
美女で、生誕や愛にまつわる存在で、しかも動物を連れているぞ。