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タイトル:やりたい描写を書くにはの返信 投稿者: サタン

意地悪な返しをするけども、
>実力の差のある人物同士が戦って弱い方が気絶する、という描写
いや、「弱いほうが気絶する」というのは何の描写になってるのか?
何を表現したくて「実力差のある者同士が戦って弱いほうが気絶する」という演出になってるのか?
例えば、運とか偶然とか都合のいい設定とか関係なく、ただただ実力がものを言うんだ、という世界観を表現したいのであれば「実力差」を強調したシーン設計をしたほうが良いので、強い人物の強さや弱い人物の作戦をものともしない姿を中心に書くのがベストかなと思う。
この場合資料は何でもいいけど、よくある主人公が活躍しまくる作品やチートものなんかの主人公の活躍を「強い人物」に当てはめて凄さを強調するのがいいんじゃないかな。

何か描写したいことがあって、「実力の差のある人物同士が戦って弱い方が気絶する」という演出をして、それが描写になるので、たぶん何か思い違いか言葉の間違いがあると思う。

おそらくは単に「実力の差のある人物同士が戦って弱い方が気絶する」というシーンを書くのに良い資料はないか、というだけのことだと思うので、揚げ足を取るような回答で少し意地悪でした。

とはいえ、クライマックスで決闘でとのことなので、強者か弱者かどちらが主人公なのかあるいはどちらにスポットを当てたいのかで書き方は変わるし、一様に「こうだ」とは言えないと思います。
弱者のほうにスポットを当てるなら「大きな実力差に泥臭くも懸命に食らいつくが、強者の一撃にあえなく気絶してしまう。しかし勝利した強者の手の甲には薄っすらと痣が浮かび上がっていた。強者は弱者への認識を改めて、弱者の荒々しい強さを認めた」とか、そんな感じにするかな。
これは私個人の好みからくる適当な例だけど、ポイントは私が「弱者には実力差があっても食らいつくガッツがあるとカッコいい」とか「強者に認められる弱者というのは何であれ一目置かれるようで気分がいいだろう」とか、そういうことを考えてシーン設計したってところ。
だから、まずはやはり「何を書きたいのか」を明確にして、それを強調したり上手く表現できる演出や展開を考えて、「こんな感じかな」と私が軽く書いた例のように「流れ」をひとまず出力してみるといい。
そうすれば、例えば「泥臭くも懸命に食らいつく」というシーンを既存作から参考にできるし、「強者が弱者を認める」というシーンを参考にできる。
ようするに「調べるべきことを具体的にできる」から何を調べれば良いのか何を参考にすれば良いのか自ずとわかってくる。

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