ワルプルギスさんやサタンさんとだいたい同じことを言う用なんですが……。
如月さんのキャラ造詣や設定はいつも大体、『ちょっと作りこみすぎ』レベルでよくできているんです。
ただし、全ての物を『作りこみすぎ』るせいで、尺に対して情報量が過剰になって、結果何も表現できていないだけで。
以前にも言った事がある気がしますが、如月さんの作品に必要なのは『作りこむこと』ではなく、『本当に必要な物以外をカットする事』だと思います。
なんていうか、『十冊分の内容を、無理やり一冊に押し込めている』感じが今の如月さんからは感じられます。
尺に対して設定やキャラを詰め込み過ぎず、その分で来た余裕で『キャラの魅力がわかるストーリー』をやる。それが重要なんじゃないんでしょうか。