こんばんは、『異世界で出来た二人の師を同意のもとにその手で殺め、異世界の旅を始める。』ここに「おっ面白そう」と思える魅力を感じたのと、熱意あふれる意欲的なストーリーが良かったです。
欠点は全体を通してイベントが豊富ですが、どれもざっくりしたままで終わっています。
例えば【転】で『二人目の師を殺めた時点で手放そうと決めたはずの技術は、』とあります。【転】ではある程度話がまとまっていて、本筋が何も考えなくても頭に入ってくる状態が理想ですが。
「二人目の師を殺めた」は【起】【承】でこの事実を充分に表現できていません。
「手放そうと決めたはず」は、手放そうについて、具体的なシーンやエピソードがどれか分かりません。
【起】【承】に「技術」の記述がないので、「技術」とだけ書かれても分かりません。
このように読んでいて意味が通じない箇所が、この後もたくさんあるのが特徴です。これらの内容を本文で過不足なく書くために数十万字や100万字以上いる(前スレより)という考えについては、少し分かる気がします。
【主人公に関して】は作者しか分からない書き方なのでそれが本文で、どの様な形で表現されているかは、読まないと分からないのですが。物語とバランスを取ろうとした場合、主人公が2回死んで生き返るそして悟りを開くくらいいるかもしれない、個人的にはそう感じました。
お役に立てれば幸いです。