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タイトル:専門用語と解説のバランスの返信 投稿者: あまくさ

常にこうすれば良いという法則があるわけではありませんが。
その上で、あえてざっくりお答えしますね。

A~Dの中から選択するとしたら、私ならAまたはDを選びます。

>「読者は説明を読みたいわけではなく物語を読みたいという気持ちで本を読んでいる」

それを理解されているなら、Bはその内容をどうしても詳細に説明しなければならないという物語上の必然性がある場合を除き、避けるべきです。詳細に説明しなければならない理由がある場合も、単にずらずら説明するのは得策ではありません。詳細な説明も、できたらストーリーに組み込んで「物語的」に伝える工夫をする方がベター。その方法については、Dにからめて後述します。

CはAとBの間を取っているだけで、伝えるべき内容について何も考えていませんよね? こういう中途半端なことをするのはよろしくありません。

兵器などの設定そのものに興味を持つ読者もいるでしょうが、「説明よりも物語」という考えに共感されたのなら、自ずと結論はでるはずです。兵器の説明なんてほとんどの場合はAで十分で、ポイントだけ伝えてさっさとストーリーを動かす方が良いです。

Dについて。
場合によっては、これもありかと。
これ、起承転結になっていることにお気づきですか?

(起)「奴には三つの特性がある。一つは○○で、二つ目は◇◇で、そして最後はーー」
(承)攻防の描写(筆者、補足)
   「何、技が効かない!?」
(転)「フフフフ。やっと発動したか」
   「まさか、最後の特性って......」
(結)「そうだ。これでお前もおしまいだぁ!」

起承転結構造はストーリー全体だけではなく、部分的な短いパートについても意識するといいですよ。これは起・承で読者に興味を持たせ、転で意外性のある展開をかまして、結で結果を示すという流れであり、あらゆる部分で応用できます。

京都三条の糸屋の娘
姉は十六、妹は十四
諸国大名は弓矢で殺す
糸屋の娘は目で殺す

この呼吸ね。(頼山陽が起承転結の秘訣を弟子に教えるのに使ったと言われる俗謡です)

以上はBの項で触れた詳細な説明をストーリー的に展開するという例の一つになります。
他に私としてなら、以下のような例を使ってよく説明しています。

例えば主人公が旅をしていて野盗に襲われるシーンを書けば、治安の悪い地方だと分かりますよね? その時に襲撃者が使う武器や技を具体的に描写することによって、それらについての説明を最低限にできます。
また襲われるのが主人公ではなく、美少女とかが浚われそうになっているのを助けたことにすれば、ヒロインを無理なく登場させ、先のストーリーへの様々な発展性にもつなげられます。

重要な情報であっても読者がそれを一気に知らなければならないことは案外少なく、ストーリーを追いながら徐々に示していく方法がけっこう有効ですよ。
情報を小出しにすることによって興味を持続させることもできるし、読者と主人公が二人三脚で物語の世界に分け入っていくという形になるので、感情移入が深まる効果も期待できます。
よって、この方法は良いことずくめなんです。

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