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タイトル:僕の小説に足りなかったものがようやく見つかりました。そのことについてお尋ねしたいことがあります。の返信の返信の返信 投稿者: サタン

別に引きはしないしバカにもしないけど、するとつまり「キャラクターにリアリティがない」ということを問題にしているということでしょうか?
彼らが彼ららしくない、彼を彼たらしめるにはどうすべきか。と?

本気でそのように考えているのであれば、彼らを空想の存在としたり虚構の世界と表現したり、嘘だと考えてしまうのは良くないでしょう。
少なくとも、あなたの中には存在するしちゃんと生きてますよ。
私自身はキャラクターのことを役者だと考えているけど、それだって彼らにはちゃんと生活があるし、出番のないモブの全てにもちゃんと人生があると考えてます。
彼らの人生を全て私一人の頭で考えることは不可能なので、物語として目に見える部分以外の設定は考えないのが、彼らを生き生きと書くコツだろうと思います。
物語に関係する部分はちゃんと考えるけど、それ以外の部分は「彼にはトラウマがある、のかもしれない」と非常に曖昧に考えてます。
現実で普通に人間と接するときと同じように、相手の性格を決めつけず、あくまで作者である私がそう思ってるというだけ、という形。
私は作者であって、神ではないからね。
だから物語は考えても設定は、物語に関係しないことは考えない。曖昧に「かもしれない」「そう見える」と思っておく。
「キャラクター」という人物が身近にいた場合、彼とどれほど親しくとも、彼の全てを知ってるわけではないでしょ。
例え主人公だろうとヒロインだろうと、彼らの人生全ては作らない。いくら作者でも私は彼らではないから、彼らの全ては知りようがないからね。だから考えようもない。
物語を作るにあたって最低限の「こういう人物」ということだけ考えられればそれで必要十分だし、それは現実で友人と接するように「友人はこういう人間なんだな」ということが客観的にわかる程度でいい。
まるで歴史上の人物を調べるがごとく詳細に人物像を考えると、かえって「その人物」がわからなくなる。持論だけど、それじゃキャラにリアリティもなくなる。
キャラに幸せになってほしいなら「彼らは幸せになった」と彼らの人生を作者が決めつけるよりも、「きっと幸せなんだろうな」と読者がそう感じられたほうが良い。

あくまで私見で、なんとなくそう感じたという程度でしかありませんが、もしかしたら設定を事細かに決めてるんじゃないかなと。
設定だけでなく、もしかしたらプロットとか時代背景なんかも歴史年表のように詳細に考えてるんじゃないかな、と。

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