こんにちは
ゲーム漫画アニメから文章を書く人もいます。読むと、その人が普段読んでいる小説が分かる文章があります。最初に教科書を決めます。
話の広げ方や台詞や地の文の配置など真似できそうなところはすべて真似します。なぜこの書き方で面白くなるかその時は理解が及ばなくても、こうすることで、それなりの速さで上手に書くことができます。無自覚のままやっている人も多いです。
”執筆速度”には、こういったカラクリがあっただけかもしれませんね。
これには読書量か、もしくは小説と向き合ってきた時間がいります。
そこで。あなたが書き直しをする時に書き直そうと思った理由を、次からは紙に、箇条書きにしてみましょう。それをお風呂あがりにでも眺めてみることで、ある共通点が見つけられるかもしれません。
・特定のキャラが登場すると書けなくなるとか。
・設定の説明になると書けなくなるとか。
あなたが考えるのが好きなら教科書と見比べて、まるで解答のように活用し、その理由について考えてみるのもいいでしょう。執筆速度をあげるだけなら、深く考えるのは後回しにして、教科書通りに書き方を統一してみてもいいかもしれませんね。
あるいはここがどうしても上手く書けません、と相談してみる手もあります。
主人公が隣に住む幼馴染と学校に行きました、授業を終えて家に帰ってくると、家の前に見知らぬ少女(ヒロインA)が立っていました。
というストーリーがあったとします。
もし主人公が帰宅して出会ったのがヒロインAではなくヒロインBだったら、その後の展開は当然違っていき、文章もまったく別物になりそうなのは分かりますか。
主人公が通っている学校が、もし普通の学校ではなかったとしたら、たったそれだけのことで後の展開も文章も最初と違っていくはずです。つまり。
無数にある選択肢のなかで実際に書いてみて、これまで学んできた道具を使いながら、どれが一番面白いかを見つけてくるのはプロの仕事です。
とりあえず今そこまでの作業量を求めていない、自分には向いていないと苦しんでいるのなら、小説との付き合い方もこの機会に見直してみましょう。
プロでないのだからほどほどでいい、そう自分に言い聞かせると楽になると思いますよ。
応援しています。それでは良いお年を~。