日頃ラノベばかり読み漁っているのでそっち側に偏ったデータになりますが。
おすすめの戦記物としては
・覇剣の皇女アルティーナ
・ミスマルカ興国物語
・GATE
・会長の切り札
・アルスラーン戦記
辺りかなぁ。
アルスラーンは実は読んでないので解説できないのですが。
覇剣の皇女は『主人公が軍師、ヒロインが凄く強い姫騎士』と言う設定の軍師ものと呼ばれるジャンルで、距離感や時間、戦闘の規模を細かく描きつつ、主人公の奇策がスカッと嵌まるさまや、意気揚々と切り込んでいくヒロインの姿、そして彼らのラブコメを描くような作品です。
ミスマルカ興国物語は戦記物としては少しズレる作品で、強力な力を持つ魔道具を持っているという伝承(ただし信ぴょう性大。バチカンみたいなものと解釈しても良い)しかない小国の王子が、その事を立てに嘘と脅しで大国や魔物と渡り合って行くというストーリー。ちなみにギャグが秀逸。
呼ぶなれば、『外交官もの』。
GATEはアニメ化もされたから知ってる人も多いだろうけど、東京の新宿に異世界に繋がるゲートが開いてしまって、そこを通って異世界を探索に向かう主人公たちが戦ったり、現地人にモテたりするなろう系。魔法使い含むファンタジーな軍隊と自衛隊が武力衝突するシーンなどの表現は迫力が凄い。
会長の切り札は多分今回のメンツで一番『戦記物っぽくない』。過疎化によって統廃合が決まってしまった地方の高校が舞台なんだけど、珍妙な流れで「高校統廃合の決定権を高校の生徒に委ねる」ことになり、それぞれに一芸を持つ高校生たちが切磋琢磨したり、色々計画して戦っていくというかなり珍しい作品。
ハマる人はハマる。
あとはまあ、アニメだけどガンダムや宇宙戦艦ヤマトなんかは大筋の流れとしては参考になるはず。
日本の時代劇、特に平安末期から戦国時代くらいまでをネタにして扱った中には、『戦記物』として見ると面白い作品もチラホラ。今やってる『鎌倉殿の十三人』なんかもそう。
時代もの全般に言えるけど、日本の歴史のうち鎌倉~戦国時代までの流れは基本的にサムライや貴族の派閥争いと『小国』同士の戦争や駆け引きだから、歴史そのものが戦記物の勉強になるという見方も出来ます。
漫画はオススメしたいのもあるけど、一シリーズ辺りが長すぎるのでそういう意味でおススメ出来ない。
まあそんな所かなぁ。
何かの参考になれば幸いです。