以前、作者が「この話は最後まで読めば真価が分かるように書いてあります」とコメントしているのを見たことがあります。
これはNG。有名作家ならいざ知らず、最後まで読まなければ真価が分からないシロウトの作品なんて、誰も読んでくれません。それに気づいていないことが大問題であり、この作者は何も分かっていないという証拠でもあるので、そういうのに限って自慢のラストも言うほど面白くないことが多いです。
ちなみにその作品のオチは、序盤~中盤まではシリアスな家庭の愛憎劇と思わせて、実は『クレヨンしんちゃん』のリアルおままごとだったというものでした。