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タイトル:魔法世界の蒸気機関が発達しないことによる影響の返信の返信の返信 投稿者: ドラコン

 ドラコンです。追記、拝見しました。

  鉄道本で得た程度の断片的な知識は一応ありますが、そこまで蒸気機関や発電に詳しいわけではありません。その前提で、私見を申し上げます。

ぱっと見、アリアスさんがおっしゃるほど、「魔石」が都合の良いエネルギーとは、感じませんでした。
 
>③魔石の出力は急激には増やせない。例えば、大規模な発電施設に匹敵する出力の魔石があったとしても、実際にその出力を得るには数週間かかる

 うろ覚えです。充電バッテリーはありますが、確か電気は、「貯金」できなかったはずです。常に供給が需要を上回っていなければなりません。少なくとも、石油のように何カ月単位での備蓄は、非現実的なはずです

 水力発電所は、電力需要が少ないときに、電気でポンプを動かし、水をためておき、電力需要が増えたときに放水し、発電する、だったように記憶しています。つまり、電気の「間接的貯金」はできても、「直接的貯金」はできません。このデメリットを上回るメリットはあるのです

 必要なときに、必要なだけの電力にエネルギーを変換できないのであれば、追記を拝見する限り、「魔石」を使うメリットが感じられません。
 
  もちろん、「魔石」が環境汚染を引き起こさないのであれば、一定程度使われることはあるでしょう。ですが、このデメリットを考えると、そこまで蒸気機関の発達を遅らせることには疑問を感じます。

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