ざっと思い付いた事ですが、
①いじめられた子が学校で自殺して地縛霊となり、学校全体を呪いで支配する。窓も出入り口も全て謎の力(怨念みたいなもの)で封鎖されて脱出不可能。生徒も教師も無差別で殺して行く。
②いじめられた子が自殺して怨霊となり、自分をいじめた子だけを執拗に追いかけ回す。他の人には姿が見えないので、追いかけられている子がキ○ガイに見えて、誰も助けない。そうやって、1人づつに復讐して行く。
③いじめられて自殺した子が住んでいたという廃墟に、肝試しで来た若者達が入り込み、1人づつ犠牲になる。廃墟は戸建ての住宅よりも、マンションみたいにある程度の大きさがあり、閉鎖的な場所が良いと思います。アパート程度ではすぐ逃げられる。
④何かの偶然で、封印を解いてしまい、いじめで自殺した子の怨霊が復活する。この場合、忘れ物を取りに来たり、部活の居残りなど、1人あるいは少数の人数を対象にする。
結末についても、
①皆殺しで復讐を完遂して成仏するor新たな対象を探し続ける。
②誰も殺さず、霊を鎮める事で決着する。
③生き残った者で、霊を倒すor鎮める。
④生存(脱出)はしたものの、霊は存在し続ける。
大事な要素として、
①全ての者に恨みを持つ無差別タイプ。
②加害者のみに恨みを持つタイプ。
このどちらかを、はっきりさせる必要があります。②の場合、関係無い者には姿が見えないか、見えていても無視されると良いです。ただし、そのままだと無関係な者が一方的に霊を倒してしまう可能性があるので、襲われている者を助けようとしたり、霊を倒す手段を手に入れたら、その者も敵視されて襲われる様にすると良いと思います。
それと、復讐ものに良くある「カタルシス効果」も大事にしなければいけません。
どうして霊が襲って来るのか、その理由を明確にする必要があります。その上で、霊に復讐させるか、加害者に罪を認めさせて謝らせる(それが公になって、加害者が生きていても何らかの罰--社会的制裁--を受ける様にするとなお良し)など、何らかの解決が必要です。
読んでいる人が、ただ怖がるだけじゃなく、気持ち良くならないと駄目です。
①の場合は、全滅or倒すor逃げ出すかになるのですが、それなりに理由付けが必要になります。ホラーの場合、単に霊が襲って来るだけでは駄目です。読んでいる人が納得するだけの理由が必要になります。
「ホラー」と「スプラッター」は違うので、「13日の金曜日」みたいに、理由も無く一方的に無関係な被害者を殺しまくる(襲いまくる)様な展開はやめた方が良いでしょう。
私は、そう考えます。