おはようございます。
ご労作、まだ半分くらいしか読めていませんが、取り合えず簡単な中間報告になります。
いつもは埋もれたスレを勝手な理由で上にあげる行為はひかえているのですが(当サイトで最も目立つ位置なので)、いくつかのスレでずっとやりとりさせていただいてきた案件の継続になりますので、ここをお借りすることお許しください。
これまでのところ、予想していたより良く書けているのではないかと感じています。プロットは良し、惜しむらくは読者への情報開示の匙加減には少し課題があるかもしれません。
今、牢内で主人公と幽霊皇后が会話しているあたりですが、この国の後宮で演劇が隆盛している理由がやっと分かりました。これは新しい発見で、好印象です。イマイチ印象がまとまらなかった物語に1本筋が通りました。
加えてここは、御作の肝かもしれないと感じています。
◎背景を幽霊皇后との会話によって浮かび上がらせる段取りは、基本的には上手く考えられていて適切かと。
◎しかし、後宮演劇隆盛はきわめて重要なファクターでもあるとも思うので、序盤の段階で描写によって強く印象付けていただきたいと感じました。そして作品全体の「基本色」とすることを意識されると良いのではないかと。
まだ読了していないので、今回はこれくらいで。
次は、ノベル道場の方に書かせていただくつもりです。