気になった点
・ヒロイン以上に主人公の背景がめっちゃ重要かも
・主人公はそもそもヒロイン事情をどこまで知っているの?
( ①ヒロインは人外だと知らん
②ヒロインは人外だと察しているが確信はない
③ヒロインが人外だと知っているし確信も半ばある)
( ④ヒロインが人外だと知っているが、過去背景を察していない
⑤ヒロインが人外だと知っていて、過去背景を察してはいるが確信はない
⑥ヒロインが人外だと知っているし、過去背景を察している、ほぼ確信がある)
ヒロインの知識チートが人外オプション由来だと、主人公は・・・・⑦察していないor暗に気づいてはいる
とかもありますねー。
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例示にした吸血鬼だと「不死身」や「後天的に感染」が吸血鬼のお約束として察する人が多いと思います。
そういう種族名を提示されたら自動で察せるようなメジャーな物でないなら、詳細がかならず必要。
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でもって主人公側の事情の方が重要になります。
たとえばヒロイン吸血鬼の場合、主人公に求められる役割は
【ヒロインが吸血衝動で襲いかかってしまった時に抵抗できるだけの実力があり、
かつ、感染しない形で血液を提供してくれる『サポートもできる携帯行動食』】です。
普通に主人公側にメリットが皆無で、人権無視った役割なので、よほどの聖人かヒロインにベタ惚れしてないとうけてくれないと思います。
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そもそも主人公がなぜ面倒で苛烈そうなヒロインの旅に同行したいかが意味不です。そこを明示するか、掘らないとどうしても唐突になると思います。
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ヒロインスペックは
①人外
②異常な知識量の保有
③人外ゆえの悲しい過去からひどい人間不信を抱えている
④(仮)人に戻るための手段を求め旅をしている
で、主人公はこの4個の項目を、そもそもどれくらい知っているのか?察しているのか?確信しているのか?
そんな面倒くさく投げ出したくなるような事故物件ヒロインに、主人公はどんな【執着】を持っているのか?が重要なのであって、過去は単にヒロインの魅力を上げるために「書きたいだけ」なんじゃない?