1についてだけ。
>書式見本は34文字×40行でしたが自分の書いたやつを貼り付けるとどうしてもその34文字×40行にならないです。
(MF、応募要項から抜粋)
-1ページの行数・文字数の不足、過多
行頭に句読点や閉じ括弧などがこないように行末にするため一字追加される“禁則処理設定”で一行の文字数が増える場合や、文中に英単語が入って文字数が増える場合などを除き、文字数の不足や過多は原則的に認めていません。特に多いのが、書式設定にかかわらず”字間”が詰まる種類のフォント(プロポーショナルフォント)を使用して一行の文字数がオーバーしていることです。ご注意を!
(抜粋、ここまで)
ここに書かれている状態になっているのだと思われます。文字数の過不足の原因が、
◎行頭に句読点や閉じ括弧などがこないように行末にするため一字追加される“禁則処理設定”で一行の文字数が増える場合や、文中に英単語が入って文字数が増える場合
であれば、MF側の想定の範囲内で問題ないと思われます。
やや気になるのは抜粋文後半の、
◎特に多いのが、書式設定にかかわらず”字間”が詰まる種類のフォント(プロポーショナルフォント)を使用して一行の文字数がオーバーしていることです。
これね。
ちょっと解説すると。Windowsの場合で言うと標準のフォントが、
MS明朝
MSP明朝
MSゴシック
MSPゴシック
になっています。
このうちMSの後にPがついているのがプロポーショナルフォントで、これは文章全体のバランスに合わせて文字の幅が可変になっているフォントです。家庭用のプリンタで印刷するとき見た目を美しくするための機能なのですが、文字数にズレが生じます。文字数が増えると行数も増えることが有り(1文字次の行に送られてしまう結果)、行数まで増えてしまうとレイアウトが崩れるのでプロポーショナルフォントは使うなというのが、抜粋文の後半の意味だと考えられます。
よって。
1)ワープロを使うならMicrosoft Wordか一太郎を使用。(LibreOfficeは優秀なソフトで私も好きなのですが、元々Linuxをメインに開発されているソフトなので互換性という点では推奨できません)
2)書式設定のメニューから規定通りの文字数と行数を設定する。(標準設定では文字数はレイアウトからの成り行きになっている場合が多いので注意)
3)フォントはMS明朝のみ使う。(MSP明朝は不可。必要ならMSゴシックは可ですが、小説ではあまりゴシックは必要ないと思われます)
以上を守っても実際の文字数を数えたら34文字になっていない場合は、「行頭に句読点や閉じ括弧などがこないように行末にするため一字追加される“禁則処理設定”で一行の文字数が増える場合や、文中に英単語が入って文字数が増える場合」になっているはずです。
……なので基本的な考え方としては大丈夫なはずですが、要項の記述を読むと少し説明が不親切なのは否めず、不安にはなりますね。(ユーザーフレンドリーじゃないなあ)
心配であれば先方に問い合わせるか、PDF(ワープロ→PDF変換)は諦めて、テキスト入稿にした方が無難かもしれません。
その場合は、エディタというワープロのようなレイアウト機能のないTXT専用のソフトを使うのが一般的ですが、単にワープロで書いたものをテキスト形式で別名保存(Wordの場合は「書式なし(*.txt)」)しても問題ないはずです。テキストデータそのものは文字数だけで1ページの文字数・行数は消えてしまうので、80~150ページという幅があれば多少のずれは関係ありません。