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タイトル:設定からストーリーを作るやり方は良くないのかの返信の返信の返信の返信の返信 投稿者: サタン

そう、そんな感じ。てかサッと出来るのすごいな。
初心者~中級者くらいの経験だと割と我があって「いや、言ってることはわかるけど自分はコッチがやりたいんだ」って感じで理解はしても出力するには至らないこと結構あるんだけども。
話として成立させるまでは我を抑えて形にして、形にしたあとに我を出して個性を盛ってくのが望み通りのものになりやすい。

それができるなら、
>あまりクセのない、とっつきやすいストーリー構成にしたいです。
言われてない事だけどついでに書いておくと、ぶっちゃけ「ゼロから作る」というのは初心者~中級者の沼で、失敗する原因の一つ。オリジナルという言葉に勘違いがあるか過剰に考えているかで、はっきり言って本当に「ゼロ」からアイディア出して苦労して作り上げた作品はプロ・アマ問わずあんまりおもしろく仕上がらない。そもそもプロはそんなことしないけども。
今回のストーリーは「アンパンマン」から持ってきたけど、それをスレ主さんは王道ファンタジーに仕上げてみせたように、アイディアってのは持ってくるもので、ストーリーの骨組み(設定なしのストーリー)を理解して、そこに自分の設定(オリジナリティ)を乗せることで作り上げる。
慣れてくればアンパンマンの骨組みとドラえもんの骨組みを合わせたりするし、そうやって「持ってくる」もので「作る」なんてのは烏滸がましいものだったりする。

>しかし書きたいことや面白みをもたせようということに囚われてぐにゃぐにゃしたストーリーに・・・
まず「面白味」は、面白味があるなら今回王道ファンタジーに仕上げたこのストーリーラインの時点で「面白い」と感じる出来になってる。だから、執筆する前にここで試行錯誤をすべきかなと思う。
この「面白味」についても書くと長くなるから、ポイントだけ書くと、その場面で押し出す要素を明確にして強調してやると面白味をストーリーラインに乗せやすい。
言ってしまえば、アマチュアは「自分が面白いと思うもの」を書ければ上等で、プロのように「楽しみ方の説明」をしない事が多いと思う。
だからアマチュア作品は流行に乗ってれば説明なしで「楽しみ方」がわかるのでウケやすいし、プロのように「弁護士の話」「マイナー競技の話」など説明必須なジャンルでヒット作を作るのが難しい。
作品の中で「ここを楽しんでください」と伝える第一歩が「押し出す要素を明確に・強調する」ということなので、それが出来れば、何か特別な面白い要素・設定を作らなくても楽しめる作品になる。
「書きたいこと」は、それこそ前スレに書いたように、書きたいこと(テーマや設定やシチュ)をエピソード化して、設定なしのストーリーに盛り込んでしまうのがいい。

>しかし、「王道」と「手垢の付いた」ストーリーの区別がつかないんですよねえ・・・
王道はだいたい手垢が付いてる。
だから設定なしのストーリーにして物語の骨組みだけを使う。物語に肉付けした部分にこそ手垢がついてるもので、骨にまで手垢はつかない。

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