こんにちは
スポーツ選手と違って作家は歳をとっても続けられます。
10年がどれだけの意味を持つか、どう捉えるかは人それぞれなので、私にはわからないところですが……。作家になれば年1~4冊の新刊をだす、山のような文章を、書かないといけないことは想像しやすいはずです。才能の話はさておき。
書くことに向いているかでいえば、読んだかぎりでは向いていないように思います。
とはいえ3ヶ月に1作の短編で仮に10時間で1作書けるとしたら、100時間あれば10作書けるかもしれませんし。例えば数百時間考えたのに3カ月に1作しか書けないという話なら、コツさえ掴めばスラスラ書けるようになるかもしれません。もしかしたら次の10年で、誰がいつどこで化けるかといったことは他人には分かりませんしそういうものです。
最初はみんなプロの真似や模倣からはいります。
そういう意味でいえばネットにある小説のほとんどが誰かのプロの真似や模倣からできていて、乱暴な言い方になるかもしれませんが下位互換です。それでも小説と向き合う過程のなかで自分なりの楽しい時間を見つけて、数をこなしながら自分だけの上達方法で個性やセンスを磨いていきます。
周りの人には苦になることでも本人は楽しくやっていることができるのも才能です。
小説をやっていて楽しいと思える作業を見つけたとしてもそれだけでは小説はできません。
じゃあどうすればもっと小説が書きやすくなるかを考えて、自分で自分の才能を伸ばしていく、セルフプロデュースをやっていくといいのではないでしょうか。
環境を変えて考えることも大切です。きつい作業の時はカフェや喫茶店や図書館や自習室に行く、煮詰まったら散歩に行く、神社やお寺に行って自然のなかで過ごすこれをするだけでも負担は減りますね。
小説を書くことも、そこで上達していくことにも、ものすごく向き不向きがあるのでなんともいえませんが。
まずはしっかり寝て休息をとってから、カフェや見晴らしのいい観光地に出掛けて行ってベンチでも座って、リラックスした状態で今後について考えてみるのもいいと思いますよ。何かの参考になれば幸いです。