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タイトル:プロローグについての返信 投稿者: あまくさ

いりません。あんなものは、ただの飾りです。

小説の冒頭では「読者へのつかみ」「物語の方向性の提示」など配慮しなければならないことは多々あります。しかしそれらは殆どの場合第一章の書き出しでもできます。というか、第一章の書き出しとしても何の違和感もないパートを「プロローグ」とか「序章」とかしているのを結構見かけます。例としては『精霊の守り人』の「序章」はそんな感じでした(無駄のない優秀な書き出しだったとは思います。序章としてもしなくてもどちらでもいい、という意味です)。

他に、ポエムめいた文章や、物語の山場からワンシーンを切り取ってきて冒頭に置く手法もあります。そういうのはストーリーの流れから断ち切られているので「プロローグ」とでも名付けるほかありませんが、個人的には作者が期待するほどの効果があるかどうか疑問に思っています。
後者は、ストーリーの序盤をゆっくりした日常パートなどにしたい場合、読者が退屈する(つかみが弱い)のを避けるために、盛り上がりそうなシーンを冒頭に持ってくるわけですが……
盛り上がりというのはそこまでの過程があってこそなので、切り取っていきなりぶつけても効果は薄いのではないかと思うんですね。

いずれにせよ。
繰り返しますが必要なのは「プロローグという形式」ではなく、「つかみ」と「方向性の提示」です。それらが満たされているなら、そのパートをプロローグと呼称するかどうかは大した問題ではないと思います。

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