それは、悪魔との契約パターンではないでしょうか?
前半では主人公に利益をもたらすと思われたまじないやアイテムなどに実は落とし穴があり、後半の波乱につながっていくという。ドラえもんのひみつ道具も若干そういう性格があるんですよね。
このパターンは後半その落とし穴にはまった主人公が多かれ少なかれ苦境に見舞われ、ドラえもんならのび太くんがちょっと痛い眼を見て泣きが入る程度ですが、シリアスなバッドエンドものなら主人公の破滅に至ります。最終的にはハッピーエンドに落ち着く物語もありますが、後半一度は主人公がピンチに陥るのがほぼ必須。
ですから、序盤~前半ではまだそういう副作用を知らなかったことにするのが普通でしょう。