東京オリンピック開会式の「ホロコースト」のような事例もありますから、詳しい内容をみせてもらわずに安易に大丈夫とは言えません。
>みなさんは現実世界で起きた事件に関するワードを取り上げる際、どうなさっているのでしょうか。
一般論として、そのワードが「事件」の特有の用語ではなく本質的な関連性が薄い場合は問題ないと判断することもあります。
ただ、問題視するのは作者ではなく「世間」という他人なんですよね。他人がなぜそのワードを問題視するのかという背景の事情をあらかじめすべて知っておくことは困難です。
グイン・サーガの第1巻が改訂に追い込まれた案件をご存じでしょうか?
この案件は、作者が「背景の事情」を知らなかったことに原因があるようです。作者は執筆時には問題視される可能性をまったく想定していなかったものと思われます。
まあ、そうは言っても過剰に気にしすぎると何も書けなくなってしまうので、このくらいは大丈夫だろうという線を判断する必要はあるし、判断することは可能です。判断に自信がなければ、避けて置く方が無難ではあります。