練習と割り切るならパクりを恐れる必要はない、という提案は後ろ向きで嫌ですか?
もしそうなら、それは忘れてもらってもかまいません。
もう少し前向きな話をしてみますね。ただ、詳しすぎる説明はかえってわかりにくいかもしれないので、端的な言葉にしてみます。
◎目指すべきは「オマージュ」ではなく「換骨奪胎」です。
失礼して、サタンさんとのやりとりから抜粋しますね。
>元ネタを大雑把に抽象化すれば、それを好きに変更しやすいということですか。
そういうことです。
>参考作品の展開「過去にヒロインを苦しめた現在になって敵が現れ、それを倒しヒロインを助ける」
↓
>自分の作品の展開「ヒロインを苦しめている呪いを解き、助ける」
これは正解。
発想を「ヒロインを助ける展開」にまで単純化し、具体的なシチュエーションを変更しています。これが「換骨奪胎」です。
>参考作品のキャラ ツンデレ 金髪ツインテール 低身長 同い年
↓
>自分のキャラ ツンデレ 赤のロングヘア 高身長 年上
こちらは何とも言えません。髪の色や身長という枝葉末節を捨てて、「ツンデレ」という「ストーリーに絡みやすい、より本質的な属性」を残しているので、これも「換骨奪胎」であることは確かです。
ただツンデレ属性がストーリーの根幹に深く結びついてる場合は、元ネタとの類似が目立ってしまうかもしれません。
なので、基本的な考え方は間違っていないのですが、髪の色を変えたくらいでは不十分かもしれません。
ツンデレそのものはそう珍しいキャラ付けではないので、他の部分の変更やアレンジがもっと大きければ成立すると思います。