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タイトル:物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか? の返信の返信 投稿者: ドラコン

 > mikaさん

 ドラコンです。ご回答ありがとうございます。

 >それともう一つ質問なんですが、敵キャラクターはシリアスなものでなくてはいけないものなのでしょうか?

 敵役は、別にシリアスである必要はありません。むしろ、コミカル路線を考えています。

 漠然ですが、敵役を使い捨てにするのも嫌なので、『名探偵コナン』での、江戸川コナンと怪盗キッドのように、敵役を取り逃がすオチかな? との感じです。

 >「敵が悪さをする→主人公達が敵をやっつける」という感じで取って付けた感じでもいいからとりあえず敵をやっつけるシーンを入れてみてはいかがでしょうか?

 世界観的に、これをやった時点で、一般人相手とは異なり、大ごとになります。既に書いたことではあるのですが、「敵役が思いつかない、作れない」のは、主役が皇帝や皇后であり、「大物」過ぎるからです。
 
 前近代社会は当然として、近現代社会でも、君主に対し、危害を加える行為は、実行段階はもとより、計画・準備段階でも、死刑ものですよ。
 
 戦前の日本では、天皇、皇后、皇太后、太皇太后、皇太子、皇太孫に危害を加え、加えようとした者は、大逆罪で死刑ですからね。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%80%86%E7%BD%AA
 
 さらに、イギリスは2019年時点でも、大逆罪は存在します。1998年に死刑が廃止されているので、最高刑は終身刑ですが。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%80%86%E7%BD%AA_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9)

 例示した『水戸黄門』での日光例幣使は、黄門様一行が身分を伏せた「おしのび」ですから、それと気付かずに、例幣使がゆすり、たかりをやっています。そして、印籠を出して身分を明かした黄門様に退治されます。

 ジャイアンとスネ夫も、先生の前でのび太をいじめますか? 先生が「変装」しているのならともかく、そうでないなら、いじめやしませんよ。

 今回の目玉は、御召列車(皇帝専用特別列車)ですから、身分は明らかです。
 
 
 

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