これは蛇足になるのかもしれませんが、ちょっと気になる(?)というか返信を残しているヒトもいるので、追加に書いておきますね。
もしかしたら効率のよい習得法はあるのかもしれませんが、それよりも掘り下げた土台を築くための技術がある、と思っているんです。
ただし……。あまりにも基本的すぎて、却って小説と必ずしも合致しないんです、基本的すぎるんです。
だけど小説と違った分野などで使ってゆけますし、おそらくは仕事などでもカナリ役にたちます。
そして、なによりも小説ではゼッタイに使います、使いまくりますよ。
これを意識しないまま書いてる志望者さんスゴく多いんです、とりわけ、どういうわけか国文科だとか出てるらしい志望者さん方に、おられたりするんですね。
で、それはなにかというと、ぶっちゃけ「日本語」です。……基本ですね。
ジブンも、かつては知らなかったというか技術がなかったのですが、覚えてからは競作相手たちのアゴの外れるほど上達しました。
要するに「日本語はナゼこういう言語なのか」を偏執狂みたいに学びつくしておいて、それを実際にも創作小説で使いまくるんです。
「こういう言語だから、そういうもんとして書く」よりも「ジブンが日本語を設計したかのように、知りぬいておいてから執筆する」んですね。
「物語創作そのもの」ではないために、ちょっと迂遠ではあるのですが、あとあと急に上達できたりします。