正確には同時ではないんですね。だから読者の負担にさせないためにも一個ずつ処理した方がいいんですね。
敵の様子→武器・毒→主人公は警戒する、をそれぞれ句点で区切る。そして枠が変わったら改行する。これがサタンさんの書き方なんですね。
今示された例文とあの例文を混ぜて整理すると、
敵を倒すために、主人公は剣を構えた。【敵が出たら倒す】
≪≪≪ここから≫≫≫
枠:【主人公は剣を構える】
【敵を倒すために】剣を構える
【敵を倒すために】態勢を整える
〈〈〈改行〉〉〉
枠:【敵の短剣を見た主人公が瞬時に判断した】
【敵を倒すために】観察する
【敵を倒すために】判断する
【敵を倒すために】警戒する
≪≪≪ここまで≫≫≫
人質に目をやる
人質を助けるために、切っ先を真正面の敵に向ける。【人質がいたら助ける】
敵は侮辱する
自身の名誉を守るために、柄を握る右手は軽く、逆に踏み込む脚に力を込めて剣を振りかぶった。【侮辱されたらやり返す】
敵は不敵に笑う
人質を死なせないために、剣は右肩から入って左に抜ける。【敵が不敵に笑ったら人質が〇ぬ】【敵が不敵に笑ったら油断している。主人公は油断を逃さない】
≪≪≪ここから今考えた例文です≫≫≫
枠:【どうやって人質を助けるか瞬時に考える】
【人質を死なせないために】人質を見る
【人質を死なせないために】助かるルートを考える
〈〈〈改行〉〉〉
枠:【敵が不敵に笑ったら油断している。主人公は油断を逃さない】
【人質を死なせないために】敵が油断していると判断する
【人質を死なせないために】攻撃する
≪≪≪ここまで≫≫≫
最初は「興味が同時に複数個存在している」=奥深い
と思ってたんですけど、同時を目指すと逆にその奥深さが分かりづらくなるから、句点や改行で分けて書くんですね。