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タイトル:セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 投稿者: サタン

「物語の流れ」というのは、身近な事で言えば「問題解決の手順を考える」って事とほぼ同じです。
「パソコンが壊れた、動かない」という問題に対して、
「原因を突き止める(ハードの問題かソフトの問題か)」→「原因を特定したら、それが治せるか買い直すかを判断」→「古いパーツを使って応急処置」→「一応パソコンは動くようになった」
こんな感じで、「問題」に対して「それを解決させる手段」には流れがあるでしょ?
文章にも流れがあるとそれに乗りやすいから、読みやすい。
これを私の論に当てはめると、「パソコンが壊れた」のだから「それを直す」という興味があるわけです。前レスの例文にすれば「敵が現れた」から「敵を倒す」になるのと同じ構造だとわかりますよね。

で、この考えで重要なのは、そもそも「パソコンが壊れた」という『解決すべき問題』が前提にないとグダグダになってしまうってことです。
一行二行の短い文章を書く上で 文章の流れ を意識するって程度ならそこまで気にすることじゃないけど、ワンシーンや物語全体で考える 物語の流れ になると、これは重要です。
なので、物語を考えるときはオチから考えるし、オチから逆算して展開を考える。
そうすると「パソコンは動くようになった」に対する「問題解決の流れ(物語の流れ)」が自然と成立させられる。

繰り返し、これは「問題解決の手順を考える」とほぼ同じ思考なので、では仮に、ここでスレ主さんの提案や疑問である「目的を複数与えられる」「伏線として機能する」といった思考を取り入れてみましょう。
「問題解決の手段」として「その行程が複数あったら混乱しないか?」とか「伏線っていうか伏せるなよ」とか、思いません? あくまで問題解決の手段として考えた場合は。
別の例えをすれば、組み立て式家具の説明書に、手順通り組み立ててたら終盤で伏線が発覚してネジが一本足りなかったとか私ならキレそうになります。
「流れ」というのは、あくまで「大枠」です。「だいたいこんな感じの流れ」ていう大雑把なもので、今回スレ主さんが深く考察なさったような細かい部分を考えるものじゃないです。
この「大雑把なもの」「大枠」ってのは大事なことで、
例えば、
「パソコンが壊れた、動かない」→「原因を突き止める(ハードの問題かソフトの問題か)」→「原因を特定したら、それが治せるか買い直すかを判断」→「古いパーツを使って応急処置」→「一応パソコンは動くようになった」
という大枠をまず決める。
そして、この大枠は動かさないよう、ブレないようにして、この中の「原因を突き止める」だけを更に噛み砕いて考えて、この「原因を突き止める」の枠の中だけで話を複雑にするも良し複数の問題があると書くもよし。
ここで失敗しても「大枠」は無事で「原因を突き止める」だけ考え直せばいい構造にできる。
伏線については、こうして全体の流れを最初に考えてるからこそ出来ることで、
「古いパーツを使って応急処置」っていうオチに説得力を持たせるために、「古いパーツがあるという事を序盤に書く」って伏線の判断ができるようになる。

なので、「流れ」ってのは大雑把なもので大枠で、そんなに細かく考えないです。
ごくごく単純に考えるなら、「(だ)から」で繋げて文章が通じる内容になればだいたい流れは通ってる。
パソコンが壊れた「だから」壊れた原因を突き止める。突き止めた「から」それが直せるか判断する。判断した「から」古いパーツで応急処置をする。応急処置した「から」直った。
このあたりは文章の流れを作るときも同じ話で、目的が複数あるとか伏線になるとかあんま複雑に考えない方がいいと思います。
複雑に考えるとしても、それは「大枠の流れ」とは別の話で、別のテクニックだと思って分けて考えるべきだと思う。
大枠はあくまで大雑把な、文字通りただの「流れ」でしかないし、そうであること、大雑把であることが重要なので。

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