極端なカリカチュアライズっていうのは、トムとジェリーのように役割がものすごく分かりやすく与えられていて、登場人物が非常に分かりやすいような、属性を持っているってことです。
たとえばキモオタの象徴であるおじさんとか、女性性の象徴である美人とか、社会不適合者の象徴である
、万引きを繰り返して学校にろくにいかない半グレとか、そういうのです。あなたのおっしゃっているようなものだとしてよいと思います。ただ、そのドジっ子に、他の属性を付け加えたりすると、ちょっと意味が違ってくるかもしれません。たとえば頭が悪いはずなのに思いやりがあるとか、そういう風にするとちょっと複雑になりすぎますね。
してはいけないということじゃないです。その小説の中で、なにかの役割を演じるためだけに存在する、これがカリカチュアライズされたキャラクターです。
その人間が幸せになるなら、その小説でそういう役割が与えられているということですし、むしろ不幸になることの方が多いですね。これは、そういう役割だからです。
なにかに失敗して、どん底に落っこちるとかね。