小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

返信する!以下は元記事

タイトル:自分らしい文体の返信 投稿者: 通りすがり

>小説にも「絵柄」のような「文体」は存在しますか?

漫画やイラストにおける「絵柄」が、その作家さん独自の世界観や個性を一目で伝えるように、小説における「文体」もまた、作家の個性そのものです。
例えば、
・簡潔でリズミカルな文体: 一文が短く、テンポよく物語が進むスタイル。
・重厚で緻密な文体: 難しい言葉や長い修飾語を使い、じっくりと情景や心理を描き出すスタイル。
・独特な比喩表現を多用する文体: 「まるで〜のようだ」といった表現に作家の個性が光るスタイル。
・会話文中心で展開する文体: 生き生きとしたキャラクターの掛け合いで物語を動かしていくスタイル。
など、作家によって千差万別です。「この文章は、あの作家さんならではだ」と感じさせる力、それが文体です。

>「自分らしい文体」はどうやって身につけられるのか?

これは「多読」か「多作」か、という二者択一の問題ではなく、両方とも不可欠です。 料理に例えるなら、以下のようになります。
・多読(インプット): 様々な一流レストランの料理を味わい、レシピを学ぶことです。 どのような食材(語彙)があり、どのような調理法(表現方法)があるのかを知らなければ、自分の料理を作ることはできません。たくさんの名作に触れることで、あなたの内側には表現の引き出しがどんどん蓄積されていきます。
・多作(アウトプット): 学んだレシピを元に、実際に自分で何度もキッチンに立って料理を作ってみることです。 最初は好きな作家の真似(模倣)から入っても全く問題ありません。 むしろ、多くの作家が模倣からスタートしています。大切なのは、インプットしたものを自分なりにアウトプットする作業を繰り返すことです。その過程で、無意識のうちに「自分にとってしっくりくる言葉選び」や「心地よいリズム」が定着し、それがやがて「自分らしい文体」として磨かれていきます。
筋トレのようにがむしゃらに書くことも、レゴブロックのように自然と組み上がっていく感覚も、どちらも正しいのです。インプットとアウトプットのサイクルを回し続けることで、あなただけの文体は少しずつ形作られていきます。

>「これってただのパクリじゃない?」という悩みについて

「魔法少女ノ魔女裁判」のような作品に触れて、その表現の巧みさに感銘を受け、同時に自信をなくしてしまうお気持ち、お察しします。そして、良いと思った表現を取り入れようとすると「パクリではないか」と悩んでしまうのも、非常に誠実な証拠です。
しかし、心配しすぎる必要はありません。一つの作品の文章を丸ごと写すのでなければ、それは「パクリ」ではなく「影響」や「学び」の範疇です。 様々な作家から受けた影響が、あなたというフィルターを通して混ざり合い、再構築されることで、あなただけのオリジナリティが生まれます。
後ろめたい気持ちになる必要は全くありません。むしろ、たくさんの良い文章に感動し、それを自分のものにしようと努力することは、成長のために不可欠なプロセスです。

>「心理描写が凄い」という評価は「自分らしさ」か?

それは、間違いなくあなただけの「自分らしさ」であり、素晴らしい強みです。
ご自身では「ただ普通に書いただけ」で、「特別な工夫をしたわけではない」と感じていらっしゃる点こそが、非常に重要です。なぜなら、それはあなたが無意識に、そして自然にできてしまうことだからです。他人が努力してもなかなかできないことを、あなたは息をするようにやってのけている。それこそが、あなたの才能であり、最も輝く個性なのです。
多くの読者から同じ評価を得たという事実は、その個性が客観的に見ても魅力的であることの証明です。
自信を失う必要は全くありません。むしろ、あなたは今回の経験を通して、「自分の強み」を発見できたのです。これからは、その「心理描写の巧みさ」を自覚し、大切に育てていってください。それがあなたの作品の核となり、他のどんな作家にも真似できない魅力となるはずです。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「自分らしい文体」のスレッドへ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ