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タイトル:異世界から帰る方法の返信 投稿者: サタン

現在の異世界モノの流行では主人公が定住することが多いですが、それ以前の異世界転移モノだと元の世界に帰るのが前提である事が多く、帰らないパターンは少数でした。
なので、古い作品を参考にしてみると良いかもしれません。
・神秘の世界エルハザード
異世界の古代兵器が次元兵器で、最終的にはこの暴走を止める話。主人公たちは帰れなかったが、エピローグで主人公が古代兵器を解明して自力で戻る。
・天空のエスカフローネ
どーだったっけか……まったく覚えてないけど、まあタイトルだけ出しときゃ調べられるだろうから。
・魔法騎士レイアース
・ふしぎ遊戯
正直このあたりもあんま覚えてないな。少女漫画系は有耶無耶のうちになんか元の世界に戻った感がよくあった気がする。
・十二国記
ラノベというか大衆小説というか微妙なラインの少女向けラノベ。
「転移」に関わる事象が災害として認識されていて、主人公は責任ある立場として帰らない選択をする。
アニメ版だと友人も転移に巻き込まれていて、友人一人は災害を通って帰ることになる。
タイムスリップモノも転移系に考えると
・王家の紋章
 未完。
・漂流教室
 爆弾の衝撃で元の時代に帰る。

まあ、古いのが参考になるのでは、と書いたものの、よくよく主だったタイトルを思い出すと、前回の異世界ブームは90年代だったんですが、この頃はあまりオチに力を入れてない作品が多くて、しっかりシメを作ってない事も多かったです。
雑な例えですが「勇者を召喚する」とすると、「魔王を倒したから役目を終えたので自然と帰ることになる」みたいな。
崖から落ちてタイムスリップ、似たような崖から落ちてしまい現代へ戻る、みたいな。
そう考えると、ちゃんと「こういう理由と設定から現代へ戻ることになります」と組み立ててる作品は実は少数かもしれない。
そういう意味じゃエルハザードは転移した理由も帰還した理由もちゃんとしてて良かったな。

帰る方法は、ぶっちゃけ割とどうにでもなるんじゃないでしょうか。
召喚士がいるなら送還してもらえばいいし、次元の扉を開く古代遺跡とかを出してもいいし、次元跳躍が可能な神なり精霊なり大いなる存在を出してもいいし。
条件を設定しておけば、幽霊が成仏するみたいに「条件をクリアしたから元の世界に戻る」と、特に何も考える必要もないでしょう。
そこは設定次第じゃないかな。

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