>『僕の作品を一言で言うと何でしょうか?』
後半のプロットを拝見しました。
主人公達が最後に行きついた境地を作品のテーマとするならば、刹那主義でしょうか?
あるいは宇宙の中に愛する二人しか存在しないという虚無的な世界観(他者がいないわけではないのですが、まったく眼中にありませんから)。ある意味、透明で美しい世界ですが、どこかひやりとするような怖ろしさをはらんだ絶対零度の世界観を感じてしまいました。
キャッチフレーズは、私が作るなら「愛に飢えたケモノたちの、千億年の孤独」。
ただストーリー全体を見渡すと、物語のエッセンスは豊かにそなえているという印象です。テーマ性にこだわらず、素直に面白い物語を目指した方がいいような気もしました。