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タイトル:応援してくれて本当にありがとう!!の返信 投稿者: あざらし

順をおって書いていきます。

>自分が自分のままでいられる場所にいられるなんて素晴らしいことですね。

点をあげると素晴らしい世界に見える、ということです。
生徒さんの生活の中心になりえても、全てにはなりません。それもたかだか4年という期間にすぎません。
そして学内をそうする理由は勉学の場であるから。勉強に専念してもらうための処置です。
ホントはね、そうではない。
もっと根源的な問題ですが、そういった大切なことを取り残したまま、勉学の場を提供するための苦肉の策でもあります。
私が彼ら彼女らをみてるのも、ほんの一部。
プライベートは関知しませんし、できません。相談を聞くのが精一杯。
生徒さんからすれば、真実が存在するのは学内という点ではなく生活全般における面であり、彼や彼女らへの本当の解決は面として自分らしいまま生活できることであるはずです。
が、そうはなっていません。

学内は率直に進歩的な考えだと思います。
必要に迫られ、ではありますが。
ただね、これは社会全体でもゆっくりと歩みを進めています。
見えないけし、10年スパンではあるが、ゆっくり進めている。
こっちは必要に迫られ、ではなく正しい道として。
この手の問題に関しての常ですが、おそらくアメリカの10年後が日本の姿です。
アメリカで変化が起きたきっかけは、それ以前になりますが有名人のカミングアウトでしょう。
多数の有名人が、知的障害を伴わない自閉症スペクトラム障害に関すること、以外にも注意欠陥障害・失読症・多動性障害こういった”生きづらさの経験”を告白しています。
結局ですね、多数派が少数派に関心を持つ、これが第一歩で、そこからゆっくりと歩みを進めていくしか、人の意識や価値観の転換には方法がないんだと思います。

>悪気はほとんどなかったとはいえ、僕はその罪を今償っています。
>また道徳的な罪を犯せば、どのみちホームレスかムショ行きです。

経過は特異だと思うが、実際問題としては誰にとっても一緒だ。
解ってますよね?
うん、解ってるはずだ。

>皆が正しくて僕が間違っている。
>それが僕の世界のルールです。

これは、ね。心にジンっと来た。
不謹慎だと自分でも思うけど、でも事実です。
これを『文字として一切書かず、読者の心に届ける』
それができて、かつ読後感をさわやかにできれば飯を食えるよ。
それだけのテーマになりえます。
ラノベより一般、漫画でいえば少年誌ではなく青年誌で扱うテーマではありますが、向き不向きを超越するってのも新機軸としてアリです。

>うざかったら無視して下さい。その方がかえって傷つきません。

ここだ。こういうところだ。
これがイカン。
他の人とのやりとりを見てるんだから、うざいと思ってたら最初から書かんつーの。
それにね、私が忙しくて書けない場合、それでも『うざい』が理由になってしまうでしょ?
私はそれでもいいよ。
でも、きみの心の中で『うざいと思われた』というクサビがハートに突き刺ささるだろう?
意図せずとも、自分自身で可能性を狭めちゃってるんですよ。

世の中はゆっくりであっても動いている。
竹牟礼さんが今より少しでも生きやすい世の中に、牛歩、いやカタツムリの歩みでも確かに前進している。
きみは取り残される気かい?
世の中が変わるなら、君も代償を払うべきだ。
過去に、そりゃ十分すぎるほど払っているけど、残念ながらそうじゃない。
人の心に対する代償は、過去じゃない、現在に対して求められる。

>どうすればいいんでしょうね、いや、どうしたらよかったんですかね。

どうしていけばよいだろう、ですよ。
他人の評価ってのは、最終的決断はここに集約されます。

で、だ。
代償に対する提案があります。
物語の主人公のように生きてみませんか?

きみが好きな、ではなく読者が好きになってくれる王道の主人公。
別にね『かめはめ波をぶっ放せるようになれ!』というのじゃない。
ドラゴンボールなら、悟空がいいそうにないこと。
これを禁止しよう。

傷つけられることだってあります、これは誰でも一緒。
もうね、そんなときは『まだまだだぜぇ!』心の中でいいから、こうやって笑おう。
そうできるように、今よりちょっとだけ、前に。

それで良いと私は思いますよ。
竹牟礼さんが持っている特質。これは転ずれば、という切っ掛けが必要。
そのための主人公のような(プライベートでの)生き方です。
小説が好きで、小説を書くのが生きがいで、飽きることがない。
もしそうならそれだけで伸びる素養を持っているということです。
書いて書いて、書きまくることができる。
これは間違いなくもの凄く強いことです。

>創作には関係ないかもしれませんが、できれば前半の質問にも応えてくれたらななんて甘えていいですか。

おう、甘えちくれ。
いつもは無理だが、今日は大丈夫。
これは元々の質問文か、それとも返信に対することか、そこが悩ましい。
と、いう風に、相手に伝えるには、ひと言足りない。
さっき書いた指摘は、ひとこと多い。
ちょっとずつ意識していこうや。

返信に対することなら、私なりの応えは以上です。
元の文に対してなら、

>《聲の形》という青春映画を観たからです。

という臨場感に関すること、で良いでしょうか?
これはですね、竹牟礼さんがタイトルを知っている物語。
それも『産まれる前なのに、なんでだろ? タイトルは知ってる』
こういう映画・小説・漫画を片っ端から鑑賞し、読んでみて下さい。

中にはハズレもあるでしょうけど、ほとんどが発見に満ちているはずです。
すぐに思いつかなくても大丈夫。
徐々にで結構です。
レンタルなりオンデマンドなり手軽に観られて比較的お金もかからないので映画から、ちょっと例を出しておきます。
【バックトゥザフューチャー(1985年~三部作)】
【インディ・ジョーンズ(1981年~シリーズ】
【ロッキー(1976年~シリーズ)】
とりあえずカラッとしたエンタメで三本。
竹牟礼さんの年齢は知りませんが、なんとなく産まれる前っぽい印象です。
”超”とか”ド”がつく定番映画ですので、観てることも充分考えられますが外すわけにもいかないエンタメ映画。少なくともタイトルはまぁ知ってるはず。

いずれにせよ『産まれる前で、内容も詳しくしらない、でもタイトルは知ってる』これだけで奇跡的な話です。
おもいっきり遡って、そうですね【源氏物語】産まれる前だとかそういう話じゃなく1000年前の小説。
タイトルは日本人なら全員知ってるレベルですね。
なんとなーくなら内容も知ってるはずですし、一部だけなら学校でもテキストで利用されてますよね。
ところが見方をちょっとだけ変化させると、ライトノベルで今日的にも使われまくっているヒロインの大枠タイプがそろい踏みです。
性格がよく癒やしヒロインだとかツンデレはもちろん、悪い子じゃないんだけど圧倒的ポンコツヒロインやら生き霊になって思い人の現恋人をとり殺すヤンデレ、運命の国母認定を受けたヒロイン、他にもまだまだ十数人いらっしゃいますし、ロリコンで有名な主人公、光源氏から代替わりして子孫に話が移った後も色々ありです。
翻訳版でも気軽に読むには大変ですが、読みやすさ優先なら【瀬戸内寂聴訳著:源氏物語】全10巻がお勧め。
他にも連載中漫画で【稲葉みのり著:源君物語】という変化球もありますし、真っ向勝負なら【大和和紀著:あさきゆめみし】も面白く読めます。

ちなみに”聲の形”ですと、アニメも良かったですが、是非原作漫画もどうぞ。
時間制約に余裕があるだけに、心情の描き方が丁寧です。
ではでは、ゆっくりと確実に前進を。

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