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タイトル:追記の返答 投稿者: 壱番合戦 仁

>>竹牟礼さんが実体験を書きたいなら、私はそれもいいと思いますよ。もともと作者と主人公が一緒に成長したい、ASDに悩む人のための物語を書きたいと仰っていたのですから。エンタメを目指す書き手と方向が違うのは当然のことです。

肝心なところはここですね。
あまくささん、僅かばかり貴方様は勘違いをしておられるようです。
たしかに僕は「健常者の読者に媚びるつもりはない」と書きましたが、僕らに寄り添い、手を繋ぐ気のある読者にまで邪険にするつもりはさらさらないのです。
そういう方々も立場の違いからくる程度の違いは有れど、また違った苦しみを抱えています。
辛い『想い』を抱えていればいるほど、失くしたくても失くせないんですね。
じゃあ、その人たちはどんな人かって?
それはね、当人の家族や当人の友達、つまり僕ら1人1人のそばに寄り添う人たちですよ。
僕の書いたもので本人だけが救われたとしても、周囲にいい影響があるとは言ってもそれこそ独り善がりでしかない。
だからこそ「皆にとっての『残酷な僕の世界のルール』ごと見る人を癒したい」んです。
あくまでも理想ですけどね(照笑)

だからね、少なくともクラスに一人はいるであろう「かなり変わった子」の事を少しでも理解したい、って思ってくれる優しい中高生がいることを願って、ライトノベルっていう媒体を選んだんですね。
つまり、まだ「こっち側の世界」に関わったことのない子たちをビビらせたくないし、何よりどの読者にとってもワクワクできるような仕上がりじゃないと意味が無いんですよ。
だから単なる私小説では、意味が無いし、ある意味ではエンタメ小説としての側面も兼ね備えていなければならない。
わざと天咲心良著の「cocora」みたいな作風を避けて、フィクションにしたという経緯もあります。
(それに「cocora」は『被害者』になっちゃった自閉症の人の実話ですけど、「白きエルフに花束を」は『加害者』になっちゃった僕の体験が元ですからね)

一応その辺の話は大事なことなので、釘を刺すなんてもんじゃなく、杭を打ち込んでおきますね。
ではでは。

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