もう少し分かりやすい例として、たとえばドラゴン。
ぶっちゃけ、あんな生物があんな翼で飛べるわけないじゃないですか。でも、飛べるという約束事の上にファンタジーというのは成り立っているわけです。
で、中にはそういうことを疑似科学的に詳細に考察するのが好きな人もいるんですね。魔法にしてもドラゴンにしても同じことで、そういう考察の好きな読者を想定して凝った設定を考えるのも悪くはありませんが、それはあくまで読者の嗜好まで含めた作品の仕様として考えるべきです。一方で「そんなことはどうでもいいから、さっさと話しを先に進めてくれや」と思う読者もいますよ。
そういうこともよく考えた上で、あなたの作る物語には魔法の考察がそこまで重要なのかどうか判断してみてください。