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タイトル:リアリティーを出すのは登場人物 投稿者: 若山ゆう

こんにちは。
私も、リアルとリアリティーは違う、という意見に賛成です。まったくあり得ない話でも、いかにリアリティーを持っているか、が大事だと思います。

私は、リアリティーとは、登場人物が能動的に起こす出来事に生まれる、と思っています。つまり、登場人物の行動に共感・納得できれば、リアリティーが生まれる。逆に、作者が100%主導権を握る出来事(設定、事件、事故、出逢い…)は、それを「設定」だと受け入れてくれる読者が多いと思います。読者が感情移入するのは、設定よりも登場人物自身なので、そちらの行動に矛盾がなければ、問題ないかと。

リアルにありそうなことを使うのは、諸刃の剣だと思います。うまく使えば感情移入しやすくなりますが、あまり現実的過ぎると、例えば実体験者からは厳しく読まれるでしょうし(医者が、医療サスペンスを見ると、あり得なさすぎて冷めてしまうのと同じ)、想像がつきやすいものは、それを裏切らないとなかなか高評価を得られません(あり得ない設定にすれば、それだけで読者を常識というたがから外してくれます)。

少なくとも、「リアルがあるほうが人気が出る」ことはないと思います。

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